リノベーション事例

築35年で賃料1万5000円アップを実現 ターゲットは20~30代のDINKS

築35年の住戸をフルリノベーションし、元の賃料から1万5000円アップを実現したのはシティ・ハウジング(東京都大田区)だ。今回リノベしたのは東急多摩川線「武蔵新田」駅から徒歩2分の場所に立つ「カーサ鈴木」の2階の住戸。

リノベ前は単身者が13年間続けて住んでいたという。 退去時は経年劣化も激しく、原状回復のみだと査定賃料は9万円。そこでターゲットを子どもができて家族構成が変わる可能性もある20~30代の若いDINKSに絞った。

2DKから1LDKに間取り変更

2DKから1LDKに間取り変更間取りを和室2室の2DKから、リビングが約13畳ある1LDKに変更。在宅時間が長くなっても2人でゆったりくつろげ、子どもと3人で過ごしても十分な広さがある空間にした。

リビングの寝室側の壁には落ち着いた色みの和紙調のアクセントウォールを採用。 脱衣所には元々洗濯機スペースしかなかったため、寝室の押し入れ部分をトイレ・浴室の水回りスペースに拡張し、独立洗面台を追加。

寝室の窓側にクローゼットを設置した。テレワークも考慮して、窓際のデッドスペースにはカウンターを取り付けてワーキングスペースを設けた。 工事後約2カ月で成約。30歳前後の都心で働くカップルと、狙い通りの入居者となった。

決め手は、設備や内装が新築同様だったにもかかわらず、賃料に割安感があったからとのこと。周辺の新築の1LDKの相場は、12万円台後半だ。

「次回退去があれば今回の事例をベースに、同様のデザインを提案し、物件全体に統一感を出していきたい」(同社蒲田店・鈴木啓介店長)

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