集客の強みで選ぶ

管理会社プランナーでの話し合いエリアの特性を踏まえて企画

事例3

京王線「西調布」駅から徒歩1分の築35年RC造3階建て全8戸の1室。都心に出やすい駅近を必須条件とする傾向のある20代男性とカップルをターゲットにしたリノベーションにより家賃が2万5000円上昇し施工中に成約した。2DKを1LDKにする際、通常なら家具が配置しやすいようにLDKが長方形に近くなるように壁を取り壊すだろう。だが、広い

長方形が作れる和室部分をLDKにはせず、間取りがいびつな形になってしまう洋室の壁を壊したLDKにした。通常、単身女性が1LDKに住むと、居室部分を寝室にして、リビングにはダイニングテーブルやソファなどを置いたくつろぎの空間を作ろうとする傾向があ

る。だが、男性の場合は居室をコレクションなどを飾る趣味の部屋にし、玄関から死角となっている部分にベッドを置くことを考えるだろうと予想したためだ。狙い通り20代のカップルが入居。生活リズムの違うカップルの場合でも、寝室を分けやすい間取りは重宝する。

管理会社からの受注が最も多く、リピート率が7割に上るという朝日リビング(大阪市)は、年間7000件を施工する賃貸住宅に特化したリノベーション会社だ。

全国に30人いる同社のプランナーが管理会社に赴き、物件の長所や課題と劣化状況の把握、エリアの特性を徹底分析した上でターゲットを設定し、ターゲットのニーズを探る。

施工後の家賃設定、改修プランの内容についても管理会社と家主と三位一体となり、家主が納得するように、とにかく会話を重ねながら進めていくことが特徴だ。

家主の資産価値を守ることを目的に受託している管理会社が多い。「仮に退去になってもまた成約させられる」と管理会社が自信を持てるリノベーションを行うことは家主が選ぶべき一つのポイントとなる。

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