過去最多の来場者1万7000人超
賃貸住宅業界の今を感じる2日間
8月6〜7日の2日間、「東京ビッグサイト」で開催された「賃貸住宅フェアin東京」。1万7000人以上が訪れ、会場は夏の暑さに負けない熱気にあふれていた。
参加した家主からは「情報のアップデートのために毎年足を運んでいる」という声も多く聞かれた。関根慶典オーナー(東京都墨田区)は狭小住宅でもトイレとバスを分けることができるユニットバスに興味を引かれたという。「所有する風呂なしのアパート向けに取り入れられるのではないかと考えました。今後、シングルマザー家庭への貸し出しも検討しているのですが、子どもを持つ親にはやはりシャワーではなくバスタブが必要だと思うのです」(関根オーナー)。同時開催の「テナント・土地活用展」においても「非住宅での土地活用についてのアイデアを持ち帰りたい」と話す地主もいた。
また12月5〜6日には「インテックス大阪」にて「賃貸住宅フェアin大阪」が開催される。大阪での開催は5年ぶり。事前来場者登録は9月16日より開始される予定だ。
2025年の賃貸住宅フェアは9月17〜18日に東京ビッグサイトで開催予定。
(2024年10月号掲載)
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