仙台|市内10地区の「市街化区域」開発計画
仙台市は、まちづくり計画の基本となる「仙台市都市計画マスタープラン-都市計画に関する基本的な方針2021-2030」を踏まえて、10地区の市街化区域への編入を宮城県に要望しています。
塩澤俊哉オーナー

具体的には、泉中央西、荒井駅北、上愛子樋田、愛子東、愛子南、郡山北目、権現森山、上谷刈中沢、柳生前原南、中野の計約143・5haが対象。逆に燕沢3丁目地区をはじめとする9地区を市街化区域から市街化調整区域に変更する予定です。
今までにも、地図を見ていて「もともと市街化区域だったのでは」と思われる地域が多々ありました。
見直しが検討される地域には現在、水田や原野が広がっている地域も入っています。そういった場所が商業施設や物流拠点、住宅地などとして活用される計画ですが、人の流れが変わってくることは確実だと思われます。
南北と東西に地下鉄が走る同市では、その沿線に人気があり、土地の値段も高く、「欲しいけれどなかなか買えないエリア」です。見直しが予定される地区には、この地下鉄沿線の駅から徒歩圏内のエリアも数多く入っています。
今後の市場の動きを注視し、投資エリアを選定していきたいと思います。
(2024年11月号掲載)