地元オーナー発信―移住・子育てに手厚い支援(新潟)

賃貸経営トレンド

新潟|移住・子育てに手厚い支援を行う出雲崎町

遠藤 健オーナー

 出雲崎町は、若者の移住・定住の促進につなげるための「定住促進奨学金制度」を5月から始めました。保護者が同町の住民であれば年間12万円を貸与し、卒業後に町に3年間居住した場合には、全額の返還を免除するというものです。

 同町はこれまでも、妊産婦への助成や子どもの医療費の無償化などさまざまな支援を行ってきました。さらに2026年度からは、子育て支援のための支給制度を見直す予定です。例えば、進学や就職などで準備費用のかかる中学校卒業時に7万円の祝い金を支給する制度を新設。小・中学校入学時に支給してきた既存の祝い金も、2万円増額の5万円と1万円増額の6万円にそれぞれ変更します。対象は26年度に入学、卒業を迎える子どもがいる世帯です。

 インフレによる物価高が続く昨今において、同町のファミリー対象への支援は魅力的です。同町に貸家を1軒所有していますが、今後は空き家の購入を前向きに検討していきたいと思っています。入居者には賃貸で何年か住んでもらい、購入へつなげていくのもいいでしょう。町の支援を受けながらその地で生活することで、お互いにウィンウィンの関係になります。出雲崎町以外にもこのような市町村が増えてくれればと願います。

(2025年 8月号掲載)

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