SIREとジモティーが協業

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SIREとジモティーが協業
地域密着の情報発信でターゲット拡大

オーナー向け入居者募集支援サービス「ECHOES(エコーズ)」を提供しているSIRE(サイアー:東京都目黒区)が、地域情報サイト「ジモティー」を運営するジモティー(東京都品川区)と協業を開始した。

SIRE(東京都目黒区)
木津雄二社長

ECHOESは家主が所有物件の情報を自らサイトに入力し、発信できるサービスだ。ジモティーとの協業により、ECHOESの登録物件は自動的に「ジモティー」の賃貸カテゴリーにも掲載される。

「ジモティー」は、地域に根差した多様な情報を無料で掲載・閲覧できるプラットフォームだ。賃貸分野に関しては月に約1万3000件の問い合わせがあるという。同サイトで賃貸住宅を探す人の多くは、高齢者や外国人、シングルマザーら、地域内で住まいを探す人や低家賃志向の人たちが少なくない。

「大手ポータルサイトや不動産会社とは異なる層にアプローチできます。入居者が付きにくい物件などの空室対策として有効です」と、SIREの木津雄二社長は協業のメリットを話す。

また「ジモティー」ではニックネームでやりとりする人が多いため、連絡が取れないケースがあるという。しかし、ECHOESに掲載している物件への問い合わせ対応は、SIREがサポートする。家主には安心・安全な取引を提供し、入居を希望する住宅確保要配慮者にはより多くの賃貸物件情報を届けることができる今回の協業。木津社長は「住宅確保要配慮者に手を差し伸べられる環境を整え、賃貸住宅への間口を広げたいと思っています」と話した。

(2025年10月号掲載)

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