データで見えた:防犯カメラに関する意識調査

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防犯カメラに関する意識調査

 セキュリティー事業や管理・防災事業などを展開するALSOK(アルソック:東京都港区)は、2025年7月11~15日に「第3回 防犯カメラに関する意識調査」を実施。日本在住の20~70代以上の男女から有効回答を得た。

Q.5年前と比較した防犯カメラの台数の増減

A. 防犯カメラの数はあまり変わらないと感じている人は56.0%

 設置される防犯カメラの台数は増加しており、約8割の人が日常生活の中で見ることがあると答えている。そこで、5年前と比較した防犯カメラの台数の増減を聞いてみると「とても増えたと思う」「やや増えたと思う」を合わせ、増えたと感じている人は43.0%いた。

 一方で、「あまり変わらないと思う」という回答は56.0%だった。普段から防犯カメラを目にすることが一般的になったという状況に加え、小型化が進みその存在を意識しなくなったのではないかということが理由として考えられるだろう。

 自分の住んでいる地域に防犯カメラが設置されていることについては「とても安心だと感じる」(27.0%)、「やや安心だと感じる」(55.2%)という結果になった。これには、年齢が上がるほど安心だと感じる人が多くなる傾向が見られる。

 また関連した質問において、15.0%の人が防犯カメラを不快に感じていると答えた。しかしその中で、不快に思いながらも設置されていれば安心だと感じている人が67.4%に上った。この結果から、防犯カメラに複雑な感情を持つ人も一定数いることがわかる。

Q.防犯カメラが設置されていることを、安心だと感じる理由

A. 防犯カメラの設置を安心だと感じる理由は、犯罪の抑止力への期待

 自分が住んでいる地域に防犯カメラが設置されていることを安心だと感じる理由については「犯罪の抑止になると思うから」が74.0%と最も多く、次いで「事件の早期解決につながると思うから」(53.8%)、「実際に犯人逮捕につながっているという報道を見たから」(39.8%)と続く。犯罪の予防や事件解決のためのツールとして防犯カメラへの関心が高まっているといえるだろう。

 また学校や介護施設などにも防犯カメラは設置されており、トラブル・犯罪の予防につながることや、何か起きたときの証拠としても機能していることが「守ってくれていると感じるから」(31.2%)という回答につながっているようだ。

Q.防犯カメラの設置状況と今後の設置の意向

A. 約4人に1人が自宅に防犯カメラを設置したいと希望

 防犯カメラを外壁に設置していると回答した人は、集合住宅で最初から設置してある人を含めると21.8%だった。さらに、現在は設置していないものの、約4人に1人は外壁(23.0%)や玄関先(25.7%)にいずれ防犯カメラを設置したいと考えていることがわかった。

 防犯カメラを設置している理由については「何かあったときの証拠にするため」(34.8%)が最も多く、「被害を未然に防ぐため」(25.5%)、「報道を見て不安になったため」(18.6%)などが続く。

 ドア掛けで後付けできるタイプなどさまざまな防犯カメラが発売されており、設置のハードルは下がっている。入居付けを考えて、賃貸住宅にも積極的に防犯カメラを設置しておきたいところだ。

(2026年 2月号掲載)

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