地元オーナー発信―テーマパーク開業による期待(沖縄)

賃貸経営トレンド

沖縄|テーマパーク開業による地域振興への期待

仲田哲善オーナー

 2025年7月、沖縄本島北部に大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」が開業しました。この計画は開業前から大きな注目を集め、周辺エリアでは将来の観光需要を見込んだ土地取引が活発化。一時的に地価が上昇する局面も見られました。

 また隣接する名護市では、賃貸アパートの供給が需要に追い付かず家賃が上昇し、近隣の大学に通う学生の住まい探しが難航する時期がありました。不動産市場には期待先行の強い熱量が生まれていた印象です。

 一方、開業後の現在は市場が徐々に落ち着きを取り戻し、不動産取引においても冷静さが戻りつつあるように感じます。ジャングリア沖縄の経済効果を見極めながら、実需や事業性、立地の特性を重視した検討へ移行したことで、沖縄県北部の不動産は持続的な収益性が重視される段階に入っているようです。

 私自身も実際に現地を訪れました。沖縄の自然を生かした世界観は印象的で、観光の新たな可能性を強く感じました。観光客はもちろん、地元の沖縄県民にも一度足を運んでほしいと思う施設です。

 今後ジャングリア沖縄が北部観光の核として成長し、沖縄の観光産業全体の発展と地域不動産の価値の向上に寄与する存在となることを期待しています。
(2026年 2月号掲載)

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