区分所有オフィスを手がけるボルテックス
自社ブランドビルが200棟を突破
区分所有オフィスを主力商品に資産形成コンサルティングを行うボルテックス(東京都千代田区)の区分所有オフィスシリーズの「VORT(ボルト)」が、6月に200棟を突破した。
VORTは投資商品を複数扱う同社が展開する「区分所有オフィス」のハイクオリティーブランドだ。2013年5月に1棟目の「VORT東陽町ビル」を竣工。その後、東京都心5区を中心に棟数を増やしていった。そして25年6月、JR山手線渋谷駅から徒歩6分の場所に立つ「VORT渋谷eastⅡ(イーストツー)」が累計200棟目に竣工した物件となった。
- ▲同物件は約58㎡の部屋が中心だ ◀VORT渋谷eastⅡの入り口に設置された看板
同シリーズは、区分所有オフィスの高い収益性・流動性を象徴し、基本的には既存オフィスビルを1棟丸ごと買い取り、バリューアップ工事をして商品化する。しかし、中には土地の仕入れから開発しているものもある。200棟目のVORT渋谷eastⅡは土地から仕入れた開発だ。
VORTのほかにも、SOHOの「S:VORT」、レジデンスの「VORT residence(レジデンス)」と商品の幅を広げている。
同社は区分所有オフィスを通じ、本業に連動しない収益と流動性の高い売却可能資産を確保し、企業価値と事業継続性の向上に貢献したいという。
▲VORT渋谷eastⅡの入り口に設置された看板
▲同物件は約58㎡の部屋が中心だ
(2025年10月号掲載)