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仙台|名取市、住宅地や商業地の活性化施策

塩澤俊哉オーナー

 仙台市の南に位置する名取市はさまざまな施策を推進し、人口が継続的に増加中です。同市の今後の問題は、住宅地や業務地域が不足していること。そのため「名取市都市計画マスタープラン」を計画し、市街地整備促進を行っています。

 具体的なエリアは、上余田、高舘熊野堂・吉田、増田西、名取中央SIC(スマートインター)周辺の4地区です。

 上余田は、JR東北本線名取駅と南仙台駅から1・5㎞の場所に位置し、水田、農地などを土地区画整理組合で開発し、住宅や小規模クリニック、商業店舗、老人保健施設の建設を検討。次に高舘熊野堂・吉田は、イオンタウン(千葉市)の進出が決まっています。水田を開発し、大型商業施設のほか、住宅、物流施設を造る計画です。多くの地域で、地域の特性に合わせたイオンタウンを中心に街がつくられていくイメージがあり、賃貸住宅投資には大きなチャンスがありそうです。

 また増田西は、住宅や商業地の開発を計画。人口は2000人、800戸を目指します。名取中央中央SICでは住宅、工業・流通、商業を計画しています。
数年前と比べて、すでにかなり値上がりしている感じのある同市の各エリア。まだまだ伸びしろがあり期待できそうです。

(2024年12月号掲載)

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