【PR】 断熱・防音仕様のスチールハウス 「エスペランサ南行徳」 宿泊体験レポート

賃貸経営賃貸管理
  • HOME
  • 賃貸経営
  • 賃貸管理
  • 【PR】 断熱・防音仕様のスチールハウス 「エスペランサ南行徳」 宿泊体験レポート

千葉県市川市に2024年9月に竣工した賃貸マンション「エスペランサ南行徳」。断熱・防音による暮らしやすさにこだわる同物件は、アパート建築を検討する人や入居希望者向けに宿泊体験を提供している。「地主と家主」記者が実際に体験ルームに宿泊した。

断熱等性能等級6達成 全戸で30年基準を超える

 同物件の最大の特長は、断熱性の高さだ。断熱性能は、室内の熱の逃げやすさを示す外皮平均熱貫流率(UA値)で表す。同物件では全戸で0・36以下を達成、断熱等級6以上を獲得した。

 22年の「建築物のエネルギー消費性能の向上等に関する法律」改正により、25年以降の新築物件には断熱等級4以上、30年以降は断熱等級5以上への適合が義務化される。同物件はすでに30年の省エネルギー基準を超えていることになる。

 遮音性能も高い。隣室からの音がどれだけ小さくなるかを示すRr値は、賃貸住宅では珍しいRr-50を達成した仕様を採用。角部屋には簡易音楽室を設け、午前9時から午後10時の間は楽器演奏可能としている。

断熱・防音住宅の心地よさ 1日過ごして実感

 同物件では、201号室をオーナーや入居希望者が宿泊できる体験ルームとした。

 建築・管理を担当するマツイ(千葉県印西市)の松井髙社長は「部屋が適温で静かだというメリットは、言葉で説明しても理解しづらい。しかし、実際に暮らせば、その快適性はわかってもらえます」と、宿泊体験受け入れの狙いを語る。

 実際に記者は24年9月下旬に宿泊体験を行った。午後3時ごろから松井社長を取材し、その後1人で宿泊した。

●断熱性能
 まだ暑さが残る時期で、日中は冷房をつけていた。しかしエアコンを起動していたのは午後5時ごろまで。室内は適温の空気が保たれて、翌日の朝まで快適に過ごすことができた。
●遮音性能
 201号室の簡易音楽室でラジカセによって100デシベルの音楽を流して隣室・下の部屋・上の部屋に行き、どれだけ音が遮断されるのかを確認した。
 100デシベルの音楽は、部屋にいるのがつらいほどの騒音だ。しかし201号室を出て隣の202号室に入ると、音は全く聞こえない。手元の騒音計は30デシベル前後と、ささやき声や深夜の郊外と例えられる数値を示した。

【全戸で2030年基準を超える断熱性能を達成】

 

鉄骨造で断熱・遮音を実現 NSスーパーフレーム工法 

 実は同物件は、断熱性能や遮音性能が弱点だといわれる鉄骨造の建物だ。日本製鉄(東京都千代田区)子会社のNSハイパーツ(岐阜県可児市)が提供する「NSスーパーフレーム工法」が、そうした弱点を強みに変えた。
 NSスーパーフレーム工法は、薄板軽量形鋼の枠材と、鉄・セラミック系の構造面材でできたパネルを組み立てて建物を造る工法だ。構造面材の外側を断熱材で覆う外張り断熱方式を標準採用。全戸で断熱等級6という高い断熱性を実現した。

工期はRC造の3分の2 価格抑えつつ省エネ性能向上 

 工場で生産したパネルを現地で組み立てる方式であるため、工期も短い。基礎工事から竣工まで、RC造であれば12カ月ほどかかるところ、NSスーパーフレーム工法は8カ月程度で済む。短工期で人件費が削減できることから、建築費用も抑えられる。エスペランサ南行徳の建築費は1坪あたり約110万円で、ハウスメーカーの鉄骨造の7割程度だったという。
 省エネ性能表示制度により、入居者が賃貸住宅の省エネ性能をチェックする時代が来る。新築を建てる際には、どれだけの断熱性能を持たせられるのかにも注目したい。

【お問い合わせ】宿泊体験のお問い合せはこちら
マツイ TEL0476-49-4700
NSスーパーフレーム工法の詳細はこちら
NSハイパーツ

(2025年1月号掲載)

一覧に戻る

購読料金プランについて