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沖縄｜沖縄発テーマパークがもたらす相乗効果

仲田哲善オーナー

　これまでたびたび伝えてきましたが、沖縄県の自然と一体になれる体験型テーマパーク「JUNGLIA（ジャングリア）」がいよいよ今夏オープン予定です。

　UNGLIAは、「沖縄美ら海水族館」や「今帰仁城跡」、古宇利島など、同県の主要な観光スポットから車で30分圏内という好立地に位置しています。25年11月には、同じく30分圏内の本部町山川港より那覇へ向かう高速定期船が就航する予定です。この新しい交通手段も合わせて、周辺のリゾート施設への需要拡大が見込まれます。

　またJUNGLIAは約1000人規模で従業員の募集を開始しました。これにより沖縄県北部地域における雇用の創出や所得の向上に寄与すると期待されています。それと同時に、地域外からの採用に伴い、その周辺の名護市や今帰仁村の住宅ニーズの拡大も考えられます。

　同地域の地主にとっては土地の有効活用の機会が広がり、家主には賃貸収入の増加が見込まれるでしょう。同県の不動産市場は、観光と雇用の相乗効果によってさらなる発展を遂げる可能性があります。
今後もJUNGLIAの進展を見守りながら、地域経済や不動産市場への影響を注視していきたいです。
（2025年 3月号掲載）