環境との調和を図る宅地設計 -ビオフォルム環境デザイン室

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都市農地における課題を解決 環境との調和を図る宅地設計

 ビオフォルム環境デザイン室(東京都国分寺市)が主催するトークショー「bioform cafe(ビオフォルムカフェ)」の12回目が2025年11月27日に同社の事務所で開催された。登壇したのはビオフォルム環境デザイン室の山田貴宏社長、東京都東久留米市の地主・秋田茂良氏、同市で不動産を介したコミュニティー形成事業を行うひととわ不動産の荒昌史社長の3人。「都市農地を緑豊かな宅地に活用する取り組み」をテーマに「タネニハの森Farm Village(ファームビレッジ)」プロジェクトについて紹介した。

▲農家系地主や建築士らが真剣に耳を傾けていた

 3者が合同で進める同プロジェクトは、秋田氏が相続発生によって手放さざるを得なくなった畑の分譲宅地開発だ。すでに食・住・農を軸に土地活用を行っていた秋田氏にとって、つくり上げてきた景観を崩す建築プランが立ち上がってしまう可能性があることに悩んでいた。

 そこで、同じ市内に事務所を構える荒社長に相談したところ「コーポラティブハウス」としての売却・開発を提案された。コーポラティブハウスとは、入居希望者が共同で建築組合を結成し、土地の取得から設計・建築までを行う方式の住宅のことで、今回は18世帯を募集している。「自然豊かな東久留米でコミュニティーを大事にしながら暮らしたいという同じ考えを持った入居希望者が集まって開発できるのが特徴です」(荒社長)山田社長は「このプロジェクトが都市農地の宅地開発の一つのベンチマークになるのでは」と話す。

(2026年2月号掲載)

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