地元オーナー発信―駅通路の通行量増加で活性化(仙台)

賃貸経営トレンド

仙台|駅の東西を結ぶ通路の通行量増加で活性化

塩澤俊哉オーナー


 仙台商工会議所は、仙台市と共同で「仙台市中心部商店街の通行量調査」を毎年実施しています。2025年は5月23日(金)と25日(日)に8カ所で調査が行われました。同年6月に発表されたその結果によると、平均通行量は23日が4万1699人で前年比11・2%増、25日は4万5181人で同6・8%増と、両日とも増加となりました。調査地点の中で特筆すべきは「仙台駅・東西自由通路(東口改札前)」で、23日には前年比約24%増と大幅に伸びています。

 この仙台駅・東西自由通路は1978年に供用が開始され、狭い道幅ながら駅の東西を結んできました。東口は「駅の裏」というイメージが続いていましたが、開発が進行。さらに東口から向かう球場を本拠地とするプロ野球球団の「東北楽天ゴールデンイーグルス」が2004年に創立したほか、16年には現在の通路が完成するなどして、その往来が年々多くなっています。そして東口は地価も上昇中で、25年の地価調査結果によれば、榴岡 エリアは1丁目が前年比14・3%増、3丁目が同14・0%増でした。

 同市中心部の通行量が増加して魅力的な街になり、その勢いが周辺地域に波及することで不動産業界にも活況をもたらしてくれることを望みます。

(2026年 2月号掲載)

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