【特集】パーソナルジムのFCで遊休地を活用

土地活用店舗

【特集】非住宅ではじめる遊休地活用ビジネス 第十弾

パーソナルジム

食事指導や遺伝子検査で身体づくりを
トータルサポートするパーソナルジムFC

Anatato

管理栄養士が食事指導を行う

 ラストウェルネスは総合型フィットネスクラブ「LEALEA」を直営で7拠点展開している。LEALEAは、ジムやプール、ホットヨガやマシンピラティスなど、さまざまな施設を擁しており、同社はそのサービスの1つであるパーソナルトレーニングジム「Anatato(あなたと)」のFC募集を開始した。

ラストウェルネス(横浜市戸塚区)
脇谷 正二 社長


 同店では必ず担当のトレーナーが1人付く。マンツーマンでコミュニケーションを取りながら会員の生活習慣にアプローチし、パーソナライズしたサポートメニューを提供する。また、本部所属の管理栄養士が会員に直接食事の指導をするほか、遺伝子検査の結果も含めて生活習慣改善のサポートを行っている。
 Anatatoを利用する場合は、買い切り型のコース契約と月額契約の2プランがある。コース契約で集中的に通った後で、パーソナルトレーニングの月額契約に移行する顧客が多いという。コース契約するとパーソナルトレーニングに加え、肥満遺伝子検査や管理栄養士によるカウンセリング、エステを受けることができ、トータル的なボディメイクプログラムを受けられる。遺伝子検査で肥満の要因が判明するケースもあるため、体質に合ったダイエットができるほか、自分の体質を詳しく知ることができる。
 初期費用は、加盟金30万円、研修費1回10万円だ。同ブランドへの加盟は、24時間ジムなどの既存店舗に新サービスとして導入することをメインとしている。そのため、物件取得費や内装工事費などは基本的に発生しない想定だが、単独での新規出店も可能だ。
 収益モデルは、専属のトレーナー1人あたり月商100万~150万円を見込む。そのうち人件費や家賃、広告宣伝費などのランニングコストを差し引いた利益率は30~40%。ロイヤリティは一律で月額5万円となっている。

▲マンツーマンで身体づくりをサポート


 主な集客は、Googleのリスティング広告とMeta広告で、広告運用は本部主導で行う。新規会員をひと月あたり3~5人獲得する想定だ。
 同社は加盟店の手間を省くため、加盟店の会員に対しても本部所属の管理栄養士が食事指導を行っている。そのため、加盟店が管理栄養士を採用する必要はない。

(2025年7月号掲載)
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