森に臨む傾斜地に立つ賃貸物件 -ウミネコアーキ

土地活用賃貸住宅

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新横浜駅から15分の住宅街 森に臨む傾斜地に立つ賃貸物件

 JR横浜線新横浜駅から15分弱、閑静な住宅街の坂道を上った先に見えるのは、ウミネコアーキ(横浜市)が手がけた「森庭山荘」だ。小高い丘の尾根にあたる道からは、開けた坂道に広がる芝生と小道、赤い屋根の住宅が見える。遠景には街を象徴する「新横浜プリンスホテル」が映える。

 建物は「森棟」「庭棟」「山棟」の3棟に分かれ、計18戸のすべての住居で土間部分を店舗として利用することが可能だ。森棟、庭棟の窓からは地主である若林家が所有する森が見え、自然を身近に感じることができる。

▲赤い屋根の建物が坂に沿うように立っている

 設計した同社の若林拓哉社長は、この土地を所有する若林家の次男でもある。開発の進む新横浜駅周辺で、実家が所有する土地の活用方法を模索している。
森庭山荘は森林と共に暮らすことをコンセプトに、若林家だけでなく入居者も森の管理・運営に関与できる形を考えて設計された。地主だけでは管理が行き届かない森林を魅力の一つとして組み込んだ森を守り活用する取り組みを楽しめる人々に訴求するため、職住一体型賃貸の形を選んだ。

 「その土地にしっかり向き合えば、活用の方法は見つかるはず。地主には自分の家の土地を生かすという責任があります。若林家では、私が建築士と不動産事業のスキルを生かして活用しています」(若林社長)

(2026年2月号掲載)

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