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大阪|ロケ誘致が観光に寄与、にぎわいに期待

加藤 薫オーナー

 神戸市灘区にある店舗が、NHK連続テレビ小説「おむすび」神戸編のロケ地として選ばれ、ロケで組んだセットそのままで営業し話題になっています。また同市北区の白水峡、明石海峡大橋やその周辺でも映画の撮影が行われました。

 神戸フィルムオフィス(神戸市)が同市において2000年に設立され、撮影場所の照会から申請手続き、レンタルサービスなどさまざまなサポートを業務とする、フィルムコミッションとして撮影をバックアップ。そのロケ地としての実績が、神戸のイメージ向上やPR、また「聖地巡礼」や観光にも寄与しているのは明らかです。

 兵庫県伊丹市にも、大阪国際(伊丹)空港に着陸する飛行機が間近に見られる「千里川堤防(土手)」があります。以前は騒音のためネガティブなイメージが多かった場所でも撮影が行われ、観光スポットとなっています。

 このように撮影地を観光資源としてPRする動きは、公益社団法人ひょうご観光本部(同)を事務局とする「ひょうごロケ支援Net(ネット)」のように県単位でも取り組まれています。
大阪周辺がテレビや映画などに登場し、その影響で観光客が増え、宿泊需要が高まり業界が潤うと思うと、ワクワクします。

(2024年12月号掲載)

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