地元オーナー発信―雪トンネルの開発で除雪対策(新潟)

賃貸経営トレンド

新潟|長岡市が雪トンネルの開発で除雪対策

遠藤 健オーナー

 今年は新潟県内各地でも平年を上回る災害級の積雪となり、除雪が大変でした。除雪は毎年の課題ですが、玄関先に多くの雪が積もっても道路までの歩行空間を確保できるよう、パイプと板を三角形に組んだ「雪トンネル(ゆきみちクン)」の開発を長岡市が進めています。実用化されれば除雪にかかる時間が大幅に短縮され、高齢化が進む豪雪地域の負担が軽減されるでしょう。

 同市は2023年度から雪深い地域で雪トンネル(ゆきみちクン)の試験運用を実施し、安全性を高める観点で改良を重ねてきました。24年度には最大積雪深295㎝という厳しい条件下で試行した結果、除雪作業時間が従来の約4分の1に短縮されるなど、高い効果が確認されています。今後市は利用者や周辺住民にアンケート調査を行う予定で、設置にかかるコストの削減への研究を進めたうえで実用化し、助成制度を検討するようです。

 今年はJR長岡駅周辺でさえもアーケードや住宅、カーポートが倒壊しました。私の所有物件が多くあるのが長岡市とその周辺エリアのため、除雪問題をどうにかして解決したいです。不動産賃貸事業を営む身としては、入居者が安心できる安全な環境づくりのためにも、この制度をすぐにスタートさせてほしいと切に願っています。
(2026年5月号掲載)

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