富谷市に新たな工業団地が造成
大手ゼネコンなどが、富谷市に約200万㎡の工業団地を新たに整備する方針です。早ければ、25年に造成開始と発表。予定地は、東北自動車道と仙台北部道路を接続する富谷ジャンクションの北東部です。
ここから10㎞ほど北の地域に、第二仙台北部中核工業団地があります。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の工場が立ち、台湾の半導体受託生産大手の力晶積成電子製造(PSMC)の新工場が建つ予定です。
また、西に5㎞ほど進むと、東京エレクトロン宮城(宮城県大和町)の工場が立つ、大和リサーチパークがあります。いずれも大企業なので、富谷市の工業団地に関連企業が進出してくることが期待できます。
200万㎡の面積を超えるところは県内でも少なく、仙台塩釜港(約328万㎡)や第二仙台北部中核工業団地(約309万㎡)、第一仙台北部中核工業団地(約299万㎡)の三つの工業団地に次ぐ広さになるとのこと。
富谷市は、現在人口が増加し、人気の地域となっています。ただ、富谷市内にはスーパーマーケットが撤退している地域もあります。そのような細かい部分まで見落とさない視点を持ちながら、不動産投資活動を行っていきたいと思います。
塩澤俊哉
オーナー
(2024年5月号掲載)
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