地域活性「早朝のごみ拾いとコーヒーイベント 緩くつながれる地域の関係性を目指す」
1月14日の朝、深野弘之オーナー(東京都豊島区)の物件を中心とした、地域創生の舞台となっているコミュニティー「ニシイケバレイ」にて「Cleanup & Coffee Club(クリーンアップアンドコーヒークラブ 以下、CCC)」が開催された。CCCは、豊島区をメインに全国26カ所で行われているごみ拾いとコーヒーのイベント。この日は日曜日の早朝にもかかわらず、20人以上の参加者が集まった。
参加者は5組に分かれ、20分ほど周辺のごみ拾いを行った後、深野オーナーから振る舞われた甘酒とコーヒーを飲みながら談笑を楽しんだ。近隣住民だけでなく「ごみ拾いに興味があったから」「友人に誘われたから」などさまざまな理由で参加した、年齢もバックグラウンドも異なる人同士で会話を弾ませた。
ニシイケバレイでは1年ほど前から月1回のペースでCCCを開催している。西池袋の土地を引き継ぐ17代目地主として、不動産を使ったエリアの活性化を進めている深野オーナー。ごみ拾いとコーヒーイベントの二つの活動を通して、地域に緩くつながれる関係性を構築しようというCCCの理念に共感したのが開催のきっかけだ。
会の終わりには「告知タイム」を設け、参加者によるイベントへの呼びかけを行った。深野オーナーからは、物件の集会室を不定期に開放して行う図書館イベントの開催日を告知。CCC開催を通して、新しい人と知り合うきっかけやつながりが生まれ、さらに地域の活性化が進むと考えている。
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