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J-RECが京都で事例研究会を開催
全国からオーナー300人が参加
一般財団法人日本不動産コミュニティー(以下、J-REC:東京都中央区)は7月5日、「第13回J-REC全国事例研究会in京都」を京都市勧業館「みやこめっせ」で行った。
J-RECは不動産を通じて社会の発展に貢献するという考えの下、全国35カ所以上の支部・SG(スタディーグループ)をネットワーク化し、日々不動産実務の知識の研さんに努める組織。不動産実務検定の運営元でもある。

▲全国から大勢のオーナーが京都に集まった
J-REC全国事例研究会は、全国各地のJ-RECメンバーが年に1度集まり、エリアごとの賃貸市況の報告および事例発表が行われる。2025年は京都支部が主催し、定員300人がすべて埋まった。
同研究会では、冒頭で浦田健代表理事から市況を踏まえたあいさつの後、福島・千葉・岐阜・大阪・広島・宮崎の各支部からの事例報告があった。千葉支部のアユカワタカヲ氏からは不動産融資についての最新動向についての話があった。また広島支部の池田隆司氏は800万円以下の安価物件が仲介手数料の改定によって活発に取引されるようになった最近の売買状況について報告した。
参加者からは「ほかの家主とつながれるいい機会だ」「最新の市況を学べてとても役に立った」との声が聞かれた。
(2025年9月号掲載)