<<著者インタビュー>>
誰も書かなかった 不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 詳細解説改訂新装版
詳細なケーススタディーで学ぶ不動産投資
数値的モノサシを持つことで最適値を知る
――複数回の改訂を重ねるほどのベストセラーとなっています。
初版ではどういう想定で自分自身の不動産投資を組み立てたのかを解説し、詳細解説改訂版ではそれらすべての売却出口を取った後の結果を具体的に紹介しています。「売却出口とポートフォリオ組成」を詳細に解説した書籍がほかにないということでご支持頂いているのだと思います。
――不動産投資家にとって「マニュアル」と言えそうな内容です。
本書では不動産投資に関連する32の資格と実践への応用で得た考え方・手法を紹介しています。市場環境の変化に合わせて投資を最適化するためのツールとして使ってもらえればと考えます。
――数字に弱い家主もいます。
数値的な検証ができれば、継続保有か買い替えかについて現状・改修ほか複数の選択肢を比較し、判断することができます。財務分析に必要な計算は一部を除いて初歩的なものですし、必要な数字をどう得るのかについても本書では触れています。後悔しないためにも、投資を主体的にするためにも、本書で取り上げた計算方法をご自身の具体的な投資に当てはめてみてください。やってみたら意外と簡単で視界が広がったという感想を数多く頂いています。
――不動産投資で期待した利益が得られないという話も聞きます。
表面利回りの高さやフルローンといった要素だけで投資判断をしている人から、購入後発生する運営や売却の問題について相談されることは少なくありません。その投資が〝期待値を満たし、リスク許容度を超えない〟ものであるかは、中長期的な市場分析と財務分析をしないと判断できません。物件を手放さない場合でも、その判断が本当に正しいのかを検証する必要はあると思います。
――出口戦略を考えるのは、購入後でも間に合いますか。
保有か売却かという判断は、「代替物件」と「融資条件」によって影響を受けます。売却出口の判断は、現在この物件に投資されている資本(投資基礎)と、保有継続時のキャッシュフローを基に行うことができます。本来の投資の目標であった手取り収入や資産形成といった成果に対して、その投資の組み立てが本当に最適値なのかという検証においても本書は役に立つはずです。
著者プロフィール
猪俣淳(いのまた・きよし)

神奈川県出身。横浜商科大学卒業後、不動産会社2社を経て2015年にアセットビルドを設立。1級建築士ほか全32資格を保有。CCIM-JAPAN (全米不動産投資顧問協会日本支部) 2018年度会長、IREM-JAPAN (全米不動産管理協会日本支部)理事。両協会公式インストラクター。各種メディアへの出演や全国での講演多数。
誰も書かなかった 不動産投資の出口戦略・組合せ戦略 詳細解説改訂新装版

著者:猪俣淳
出版社:住宅新報出版
価格:2530円(税込み)
概要
不動産投資に関連する各種資格を多く所有する著者がこれまで関わってきた収益物件のその後や、資産の入れ替えについて具体例を挙げて解説。サラリーマン投資家、家主向けに投資分析の仕方やキャッシュフローを助けるポートフォリオ戦略を伝授している。不動産投資成功のためのノウハウを学び、投資の効率性や安全性の判断を身に付けることができる一冊。
(2026年2月号掲載)





