<<注目企業 PICK UP!>> Nomad Trailers
自然と一体の宿泊施設で新収益モデル
宿泊事業を手がけるNomad Trailers(ノマドトレーラーズ:東京都港区)は、トレーラーハウスを通じて賃料収入を得られる「キャビンオーナープログラム」を展開している。建築が難しい土地でも宿泊施設として活用できるトレーラーハウスを通じ、投資と地方創生を両立させる新たな不動産モデルを提案する。
トレーラーハウスで賃料収入 内装はオーダーメイド
同プログラムは、オーナーがトレーラーハウスを購入し、同社経由で宿泊事業者に貸し出すことで賃料を得るプログラムだ。オーナーは節税の手段として利用することができる上、資産運用や福利厚生施設としても活用できる点が特徴となっている。

▲モバイルヴィラの外観
同プログラムで使用されるのは、同社が販売するホテル仕様のトレーラーハウス「モバイルヴィラ」。特注のL字形ガラスや造作家具を備え、室内にいながら自然と一体化した滞在体験を提供する。車内で寝転ぶと草原や森の中にいるのと同じ感覚で景色を楽しめる設計で、内装はすべてオーダーメード。
トレーラーハウスは建築物ではなく動産として扱えるため、市街化調整区域や国立公園など建築規制のある土地にも設置できるのが大きな強みだ。
販売価格は1850万〜2150万円(税込み)で、コストを抑えた「THE STAGE Limited(ザステージリミテッド)」や2階建ての「THE LOFT(ロフト)」など、複数のモデルを用意する。
キャビンオーナープログラムの利用対象は、法人だ。社員向けの福利厚生施設や顧客向け体験拠点など、事業利用を前提とした導入が条件となっている。
管理運営は委託可能 オーナー利用の特典も
購入したモバイルヴィラは、同社の宿泊ブランド「THE NATURE(ネイチャー)」として運営することが可能だ。立地選定や設置、運営支援まで同社が一括で行うため、オーナーは物件の維持・管理に時間を割く必要がない。
契約期間中は同社が運営を担い、オーナーには毎月一定額の賃料が支払われる。利回りは6%程度。減価償却が4年間で可能なことから、節税効果も期待できる。プランによってはオーナーに各地のTHE NATUREを年間泊利用できる特典が付与されるなど、投資と体験を両立できる仕組みとなっている。
柏木孝文取締役は「建築規制のある土地でも設置できる柔軟性が最大の魅力。地域の自然を生かした宿泊事業を通じて、地方創生にも貢献していきたい」と話す。

▲自然との一体感を演出する特注の窓ガラス
(2026年1月号掲載)





