地元オーナー発信―スポーツ振興でまちを活性化(仙台)

賃貸経営トレンド

仙台|スポーツ振興を通じたまちの活性化

塩澤俊哉オーナー


 仙台市は世界レベルのトップスケーターを輩出してきました。同市の五色沼は日本フィギュアスケート発祥の地とされており、その早い時期から高いレベルの練習拠点があったということがその理由として挙げられるでしょう。

 しかし、スケートリンクの閉鎖が続き、その数は減り続けています。現在あるリンクは市の北部に位置するため、南部に住んでいる子どもたちにとっては通うのも大変です。

 同市では、フィギュアスケートができる環境の整備を課題としていました。そこでゼビオホールディングスが所有している「ゼビオアリーナ仙台」を活用する案が浮上。同社とは2023年に「スポーツ振興を通じたまちの活性化に関する連携協定」を結んでいます。同施設はプロバスケットボールチーム「仙台89ERS(エイティナイナーズ)」の試合や、式典、ライブなどに使われていましたが、フィギュアスケート場としても使用できるように改修が行われ、25年6月に仙台市へ負担付き寄付という形で寄贈されました。

 同市は、スポーツ資源を生かした新たな魅力やにぎわいを創出し、地域経済の活性化を図る考えです。地域がにぎわえば、民泊などの需要も増すでしょう。同時に賃貸需要も増加することを望みます。

(2026年4月号掲載)

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