地元オーナー発信―再開発で地域ブランド力向上(名古屋)

賃貸経営トレンド

名古屋|大規模再開発で地域ブランド力を向上

杉村八千代オーナー

 名古屋市営地下鉄東山線星ヶ丘駅から徒歩3分という好立地にあったボウリング場「星が丘ボウル」の跡地では「星が丘ボウル跡地プロジェクト(仮称)」が進んでいます。街そのものの再生と活性化を目指す大規模な再開発計画で、椙山女学園大学の施設や複合ビルが新設され、広場、歩行者動線も整備される見通しです。

 複合ビル内には、市営図書館が2028年春に開館予定。親子で過ごしたり、仲間と学び合ったりできるフロアを新設し、地域ににぎわいを招く図書館を目指します。さらに「星が丘 蔦屋書店(仮称)」が27年春にオープン予定で、文教地区に指定されているエリアとしてより魅力的な環境になるでしょう。

 またこの開発の中で、東急不動産が名鉄都市開発と共同で手がける総戸数129戸の「BRANZ星が丘テラス」のニュースに驚きました。名古屋の最高価格帯となる見通しで、土地が定期借地権付きであるにもかかわらず、反響が大きいようです。

 今回の再開発によって、星が丘は学生や文化施設・レジャー利用者、周辺住民など多様な層が集まる街になるのではないでしょうか。賃貸需要の活性化や地域ブランド価値の向上に大きく寄与する可能性を持つと期待しています。
(2026年5月号掲載)

一覧に戻る

購読料金プランについて

アクセスランキング

≫ 一覧はこちら