新潟|専門学校の旧学生寮をホテルへリニューアル
遠藤 健オーナー

佐渡市内の空き家の増加戸数が、ここ5年間で1000戸近くに迫っているようです。市による空き家調査の対象は、住宅や店舗兼住宅、共同住宅などですが、最も多いのは1人暮らしの高齢者が亡くなり空き家になるケースでしょう。
このような状況下で、2028年3月末に閉校する佐渡看護専門学校の旧学生寮をホテルへリニューアルする案が浮上しています。1935年に開校した同校では、4年制大学の看護学科の新設や少子化に伴う受験希望者の減少などで入学者が定員を下回る状況が続いており、寮生の数も減り続けていました。
施設は5階建てで、2〜5人部屋の計49室、約120人収容の施設としてオープン予定。家族などグループでの利用も想定中です。佐渡島は2024年に世界遺産に認定されましたが、観光客の宿泊場所の不足が問題になっており、日帰り客が増えていました。また修学旅行やスポーツ大会の開催時などにも、受け入れ施設が足りていませんでした。
今回のような動きによって、空き家問題と宿泊問題、どちらも解決できるのではないでしょうか。佐渡に所有物件はありませんが、空き家を活用した民泊なども視野に入れながら、佐渡の観光について考えていきたいと思います。
(2026年6月号掲載)






