集合住宅の設備に関するアンケート

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集合住宅の設備に関するアンケート

不動産仲介事業やライフスタイルに関するメディアの運用を行うAZWAYは、1月14〜26日の期間に「集合住宅の設備に関するアンケート」を実施。集合住宅に住む人を対象に、設備の利用実態と改善ニーズに関する意識調査を行った。

Q.1 住宅設備の中で使っていないものは何か?

A. バイク置き場が3割超え

 約8割の人が「集合住宅で使っていない設備がある」と回答した今回の調査。使っていない設備は何か質問すると「バイク置き場」が最も多く33.7%だった。注目すべきはバイク置き場があると答えた人のうち、3人に2人以上が使っていないと回答しており、設備の設置と利用にギャップが見られる点だ。次いで「屋根付き駐輪場」(21.0%)が続く。

 一方で「24時間ゴミ出し/敷地内ゴミ置き場、ディスポーザー」を使用していないと回答した人は0人で、これらの設備は保有していれば必ず使われる実用的なものであるといえるだろう。また約2割の人が「使ってない設備はない」と回答したことから、すべての設備を活用している人も一定数いると考えられる。

 設備を使っていない理由については、約6割の人が「そもそも必要ない」と回答。設備の未使用は、利便性や使い勝手の問題ではなく、根本的にニーズがないということではないだろうか。次いで「代替手段がある(近隣の施設など)」(14.0%)、「費用がかかる」(10.7%)などが続いている。

Q.2 改善してほしい設備は?

A. 騒音対策を求める声が35.3%

 改善してほしい設備については1位が「騒音対策」だった。3人に1人以上が対策を希望するこの結果からは、集合住宅における最大の課題が音問題にあることがわかる。現在の住まいの不便・不満を具体的に聞く設問からも「上の階の足音が響く」「隣の生活音が気になる」といった点が挙げられていた。次いで2位が「インターネット回線速度」(20.7%)で、在宅ワークやオンライン学習の普及で通信環境が生活インフラとして重要性を増していることが明らかだろう。3位が「断熱性・気密性」(20.3%)だった。

 またこの設問では、上位5位の回答が約2割を占めるという結果になった。改善要望が多岐にわたり、集合住宅の課題が複合的であるといえる。

 

Q.3 管理費が上がっても追加を希望する設備はあるか?

A. 「ない」が半数近くを占める

 管理費が上がっても追加してほしい設備はあるか聞いたところ、45.7%の人が「ない」と答えた。管理費の上昇を伴う設備追加には慎重な姿勢が根強いことが示されている。そして2位は「宅配ボックス増設」(18.3%)だった。宅配ボックスの設置率は5割を超えていたが、なお増設を求める声が2割近くあることになる。設置されていても数が足りず、すぐに埋まってしまう現状がうかがえ、こうした費用対効果が明確な設備には支持が集まっているようだ。

 一方で「防音対策」(12.7%)は4位だった。騒音対策を求める声が一定数あるにも関わらず、管理費を上げてまで対策を希望する人が少数派であることから、住人に温度差があり問題の解決を難しくしているといえるのではないだろうか。

(2026年7月号掲載)

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