新潟|隣県同士のコラボで地方のキャンプ場経営
遠藤 健オーナー

第四北越銀行(新潟市)と群馬銀行(群馬県前橋市)の経営統合の検討など、最近は隣県である群馬県の企業とのコラボレーションが増えています。
群馬県立赤城公園内では2026年春、キャンプ場と周遊拠点施設「赤城ランドステーション」が開業する予定です。アウトドア用品メーカーのスノーピーク(新潟県三条市)が、同施設の運営を担う指定管理者に群馬県より選定されました。
新キャンプ場の敷地は、民間企業の厚生施設があった土地を活用しています。100区画程度の見込みでキャンプ場が整えられ、既存の規模から大幅に拡大。赤城ランドステーションには、同社の直営店や観光案内所などが備えられ、キャンプ道具や地元の土産品などの販売も計画されています。
今後は都市部からのアクセスの良さを発揮して地方の公園が活性化され、イベントも多く開催されるでしょう。これから生まれる新たな価値に期待しています。
私も300坪の更地を2筆所有していますが、これまで借り手が付かない状態が続いています。昨今のキャンプ・アウトドアブームの動向に注目しつつ、遊休地の活用法としてキャンプ場の経営も今後検討していきたいです。
(2025年 7月号掲載)
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