<<数字で見る賃貸仲介 第36回>>
要望が増加傾向のネット関連
全国賃貸住宅新聞社では毎年、全国の不動産会社を対象に入居者に人気のある設備について尋ねるアンケートを実施している。2025年8月19~9月5日の期間に486社から回答を得た。今回はそのデータを基に25年に入ってから要望が増えた設備を紹介する。
ニューノーマルが浸透
25年に要望が増えた設備のトップ10は表のとおり。

最も多かったのは前回の2位から順位を上げた「宅配ボックス」。仲介担当者は「幅広い世代でオンラインショッピングを利用する人が増えており、単身者向け、ファミリー向け問わずニーズが高い」と話す。
「インターネット無料」は前回の1位から1つ順位が下がり2位にランクイン。さらに、4位には25年から集計を開始した「高速インターネット(1Gbps以上) 無料」が入った。インターネット関連設備への要望は多いことがうかがえる。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークやキャッシュレス決済などのいわゆるニューノーマルの生活様式が急速に浸透した。コロナの収束以降も入居者のネット回線への関心は高く、問い合わせの段階でネット無料を条件に挙げる人が増加傾向にあるという。
いずれは付いていて当然に

要望が増えた理由の1位は「標準装備としての期待」。この結果は、上位にランクインした設備が今後「付いていることが当然の設備」と捉えられる可能性を示している。
また「防犯意識の高まり」が4番目の多さとなっており、要望が増えた設備トップ10でも「防犯カメラ」「テレビモニター付きインターホン」「エントランスのオートロック」など安全性の向上に寄与する設備がランクインしている。
「賃貸仲介・入居者動向データブック2026」では、「入居者に人気の設備ランキング」のほかに「賃貸仲介件数ランキング」や付随するアンケート調査の結果、「繁忙期速報アンケート」なども掲載。賃貸仲介の現場に即したオリジナルデータを紹介している。
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発行:全国賃貸住宅新聞社
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(2026年7月号掲載)






