注目の海外不動産市場の情報を得る

賃貸経営イベント

<<イベントレポート 日本人投資家が注目する13カ国が参加>>

注目の海外不動産市場の情報を
直接得る機会を作る

 5月20日、東京都港区の「赤坂インターシティコンファレンス」で「国際不動産インベスター・エクスチェンジ」が開催された。13カ国22社の不動産会社が一堂に会するイベントで、セミナーと出展ブースを通して日本人投資家たちが各国からの生の情報に触れる貴重な機会となった。

イベントに尽力した鈴木副社長

 74カ国550社、13万人以上が加盟する世界的な不動産仲介事業者ネットワークである「LeadingRE」にとって初の日本開催、そして初めて一般投資家を招いてのフォーラムとなった同イベントには100人以上の日本人投資家が参加した。

 「2年前から誘致活動を行ってきました。所属する不動産会社にとって日本人投資家に直接アピールする場になり、参加する日本人投資家も直接現地のプロフェッショナルにつながれるまたとない機会をつくり出せたと思います」と話すのはイベントを招致した国際不動産エージェントの鈴木学副社長だ。

 イベントの目玉はなんといっても15のセミナー。1セミナーを30分と短く設定することで、より多くの国の市況やトレンドを紹介した。

最初のセミナーに登壇した4名

 LeadingREによるウエルカムスピーチに続く最初のセミナーではタイ、ハワイ、ニュージーランド、オーストラリアの不動産会社が登壇。日本人投資家にもなじみ深い投資先である各国の注目トピックスを取り上げた。

 タイでは同国の主要空港を結ぶ初の「タイ3空港連結高速鉄道」の計画が進んでいることを紹介。交通インフラが整備されることで、パタヤの不動産市場も活性化するのではないかと解説した。

 リゾート物件の9割が日本からの出資だというハワイのオアフ島では、日本人投資家の購買意欲がやや低下しているように感じると説明。現状、1ベッドルームの物件の相場は500万アメリカドルだが、近年の物価上昇に加え円安が影響を与えているという。

 セミナー会場とは別に設けられた一室では、各国の不動産会社がブースにて日本人投資家からの質問に答えていた。ブースには日本への訪問は初めてだというメキシコやマルタ共和国の事業者の姿があり、日本人にとってなじみの薄い国の不動産事情に触れる機会にもなった。

積極的に英語でコミュニケーションを図る参加者たち

 イベントに参加した日本人投資家からは「これだけ多くの国の情報を一気に聞けて、さらに交流もできる場はほかにありません。インターネットでは拾えない情報が得られ面白かった」という声が聞かれた。
(2026年8月号掲載)

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