フロアごとに趣が異なる内装の高性能賃貸

土地活用賃貸住宅

<<注目の新築プロジェクト>>

フロアごとに趣が異なる内装の高性能賃貸
若い世代に好評で竣工前に満室を実現

シャトーライフ相模原Ⅵ(神奈川県相模原市)

 まるでテーマパーク内にあるような石造り風のエントランスが目を引く新築物件が竣工前に満室になった。JR横浜線相模原駅から徒歩9分の場所に立つRC造5階建てで、約30㎡の1LDK、全19戸の「シャトーライフ相模原Ⅵ」だ。

 手がけたのは朝日建設。「エントランスの外壁には天然石のような質感や風合いを再現した擬石(人工石)を使用しています」と、同社広告宣伝部の大空正樹氏は説明する。擬石は種類が多く好みに合わせて選べるうえ、天然石よりも軽量でメンテナンスが容易というメリットがある。加工もしやすいため、物件名はエントランス上部に直接掘っている。

朝日建設(神奈川県相模原市)
広告宣伝部 大空正樹氏


 内装にも特徴がある。「オーナーのこだわりで、フロアごとにテイストが異なる造りになっています」(大空氏)

 基本的にはエントランスの雰囲気に合わせて欧米をイメージした内装で統一しているが、フロアごとにクロスや照明を変えることで変化をつけた。例えば1階は全部屋に濃い茶色の木目調のクロスをメインに使い、照明はシンプルな黒いスポットライトを採用。2階の部屋は全てオレンジ色のアクセントクロスと、モダンな印象を与える小型のシャンデリアタイプの照明を組み合わせた。

▲101号室は天井にも木目柄のクロスを貼った


 内見時、入居希望者から反応が良かったのはデザインだけではない。「性能の高さを評価する声は多く頂きました」(大空氏)

 入居者満足度の高さは、賃貸オーナーにとって長期的に安定した賃貸経営につながる重要なポイント。そのため朝日建設では、25年ほど前から高断熱を標準仕様とするなど住宅性能の高さを重視しており、すべての窓で2重サッシが標準装備となっているという。RC造と2重サッシを組み合わせることで、高い断熱性に加えて遮音性にも優れた造りとなっているのだ。


 さらに、快適性と高性能を兼ね備えた賃貸住宅を提供することで、長期入居につなげるとともに資産性を高める狙いもある。

 「台風でも気が付かないほど静かなので、内見時に『次も御社の物件が良くて探していた』と言われたことがあります」(大空氏)

 また今回、敷地を最大限生かすために共用廊下とエレベーターを屋内の中央部分に配置。これにより、全部屋を角部屋にすることもできた。

 オーナーのこだわりを反映した内装と高い住宅性能は、若い世代からの高評価につながり、シャトーライフ相模原Ⅵでは20〜30代の入居者がおよそ8割を占めている。

▲共用部は白い壁とヘリンボーン柄の床で欧州っぽい印象に

(2026年9月号掲載)

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