地元オーナー発信―開発による賃貸需要の変化(札幌)

賃貸経営トレンド

札幌|開発に伴う賃貸需要の変化を捉える

外村真美オーナー

 JR札幌駅から快速列車で約10分、地下鉄駅やバスターミナルなども集まり交通の結節点であるJR新札幌駅周辺では、商業施設やホテル、マンションなどの再開発が続き、目が離せません。

 同駅では、高架橋の耐震工事と併せて駅構内のリニューアルも進行中。高架下では飲食店や物販店舗などの開業が2028年秋に計画されています。また隣接する札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅周辺でも、大規模な整備が進められてきました。市営住宅跡地を活用した大規模開発プロジェクト「マールク新さっぽろ」も23年末に完了し、新しい商業施設が次々と誕生しています。

 住みやすさと利便性を兼ね備えた札幌の副都心として、新札幌エリアは今後ますます注目されるでしょう。再開発による住居ニーズの高まりに加え、雇用も新たに発生しています。同エリアの単身者向けの賃貸市場では、家賃相場や入居率は比較的堅調に推移している印象です。また法人名義での申し込みも増加しています。

 変化する街においては、不動産仲介会社や管理会社との連携を密に取り、街の発展に伴う住居ニーズの変化をいち早く察知し行動に移すことが、高い入居率の維持につながるのではないでしょうか。

(2026年11月号掲載)

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