<<データで見えた>>
賃貸マンションで一人暮らしをしている
社会人の本音調査
不動産投資に役立つ情報を発信するウェブサイト「不動産投資スクエア」を運営するクレアスライフは、6月10〜11日の間に「賃貸マンションで一人暮らしをしている社会人の本音調査」を実施。単身者に選ばれる賃貸マンションの条件が明らかになった。
Q1. 今住んでいる部屋を選んだ決め手は何か

A. 利便性と最寄り駅への距離を重要視
今回の調査では、全国の賃貸マンションで1人暮らしをしている、独身で子どもがいない20~50代の社会人から回答を得た。性別はやや男性が多い構成で、年代は30代以上が全体の約9割を占めている。
まず現在住んでいる部屋を選んだ決め手を挙げてもらうと「利便性(通学/通勤)」が41.9%と第1位だった。次いで「最寄り駅の距離」(39.9%)が僅差で続く。具体的に最寄り駅までの理想の時間を聞くと、徒歩10分未満という回答が全体の4分の3以上を占めた。このことから、1人暮らしでは通勤など外出のしやすさが最も大事にされていることが明らかだ。
また第3位は「家賃/共益費」(35.4%)だが、第4位に「室内(広さ/間取り)」(29.8%)が入った。家賃もさることながら、それと同時に室内の広さや間取りも決め手となっているようだ。
さらに約4人に1人が「周辺環境(生活/買い物」を回答に挙げていることから、1人暮らしでは外出のしやすさに加え、日常の買い物や食事、生活に必要な施設へのアクセスも重視されていると考えられる。
Q2. 次に引っ越す際に、必須だと思う設備は何か

A.「トイレ(独立/温水洗浄)」が6割近く
次の引っ越しの際に部屋に必須だと思われる設備について質問すると「トイレ(独立/温水洗浄)」が58.6%と最も多かった。「洗面(独立)」や「洗濯機置場」もそれぞれ約4割近くの人が必須だと回答している。
1人暮らしの部屋であっても、水回りの使いやすさや収納の充実度、エアコンなど、日常生活に直結する基本設備が強く求められているといえるだろう。特にトイレや洗面などが独立していることは、快適性や清潔感に関わる重要な条件として捉えられている。
さらに物件にあったらうれしい設備を聞くと、最多の回答が「ゴミ置き場(24時間ゴミ捨て可)」で4割を超え、次いで「ウォークインクローゼット」が28.3%で続いた。
Q3. 家賃の値上げはどれくらい許容できるか

A. 3000円未満が約23%
物価が高騰している昨今、家賃の値上げも視野に入るだろう。今後家賃が値上げされた場合、許容範囲はいくらくらいか質問すると、3000円未満であれば受け入れると回答した人が23.2%だった。また「金額にかかわらず許容できない」という回答も約3割みられた。
しかし同時に、家賃が上がっても住み続けたいと思える条件として「利便性(通学/通勤)」や「最寄り駅の距離」が挙げられている。現在の住まいに快適性を感じている場合は、費用や労力といった引っ越しの負担との比較によって、一定範囲の値上げを受け入れる余地もあると考えられる。
仕事の環境や日常生活の便利さは、家賃負担を考えるうえでも重要な判断材料になっており、重視される条件は実用的だといえるだろう。
(2026年11月号掲載)






