2023年度の“部屋選び” を振り返る

賃貸経営統計データ

※この記事は地主と家主(旧家主と地主)2023年11月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。

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2023年度“部屋選び” に関する調査

 不動産賃貸住宅の仲介や管理などを行うハウスコム(東京都港区)は、2023年4月28日~5月7日の期間に「2023年度“部屋選び”に関する調査」を実施。Z世代による動画を参考にした部屋選びに着目し、22年4月以降に賃貸物件に引っ越しをした、または今後1年以内に引っ越す予定のZ世代587人を対象に調査を行った。

Q.Z世代はどのように部屋探しをしているか

A.Z世代の4割以上が、部屋選びにあたって「物件紹介動画を参考にした」と回答

 1990年代中頃から2000年代終盤までに生まれたZ世代は、SNSを情報源として利用している。インターネットが普及した現在は、部屋選びをする際もSNSを利用する人が多く、Z世代全体では43.4%が「物件紹介動画を参考にしたことがある」と回答した。

 「物件紹介動画を参考にした、または参考にしたい」と回答した人にその理由を聞くと、「物件の中身がイメージしやすい」という回答が最も多く、「物件の広さがイメージしやすい」「動画のほうがわかりやすい」など、動画ならではの情報量の多さが好まれている。

 SNSには、利用者におすすめ投稿を表示する「レコメンド機能」が備わっている。好みに合った情報が自動的に表示されることにより、自分自身のライフスタイルに適した物件や好み、こだわりを把握するきっかけになるようだ。物件紹介動画を活用するメリットは多い。

 

Q.物件紹介動画を見てどのような気分になったか

A. 引っ越しへのポジティブなイメージを持つことができた

 物件紹介動画を参考にしたことがある人に、動画を見てどのように思ったかを聞くと、1位「物件探しが楽しくなった」(28.2%)、2位「引っ越しが楽しみになった」(27.8%)、同率3位で「引っ越したいと思うきっかけになった」「物件探しが楽になった」(25.9%)となった。

 物件紹介動画を見ることで、引っ越しへのポジティブなイメージを持つことができ、数字や写真だけでは味気なく感じることもある部屋探しを楽しめるようになっている様子がうかがえる。「動画以外では気付かないことに気付けた」「物件の具体的なイメージがつかめた」といったように、物件紹介動画でないと知ることができなかった情報を得られた人も多いようだ。

 

Q.物件紹介動画を見た後に取った行動は?

A. 4割以上の人が不動産会社に相談

 物件紹介動画を見た後に取った行動1位は「(動画を投稿している)不動産会社に実際に相談しに行った/ネットやメールで相談した」(42.7%)となり、4割以上の人が不動産会社に相談をしていることがわかった。2位は「不動産ポータルサイトで条件が近い物件の検索をした」(34.9%)で、3割以上が動画で見た部屋に似た物件を不動産ポータルサイトやアプリで探している。続いて3位は「紹介されていたエリアを実際に見に行った」(26.3%)となっており、4人に1人以上が動画で見つけた物件のあるエリアまで直接足を運んでいる結果となった。

 物件紹介動画は、具体的なアクションを起こすきっかけになるのだろう。

(2026年10月公開)

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