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賃貸経営トレンド

Okinawa|沖縄 不動産投資活況による宮古島の現状

仲里桂一オーナー

24年1月19日、地方紙「沖縄タイムス」の電子版「沖縄タイムス+プラス」は、「家がない! 買えない、借りられない 地価上昇止まらぬ沖縄で今何が(中)」を配信。


海外富裕層をターゲットにした、高級ホテルの建設ラッシュに沸く宮古島市。人口約5万5000人で、大小六つの島から成ります。国土交通省が23年9月に発表した同市の基準地価(全用途)は前年比16・6%の上昇で、都道府県別で全国一の上昇率だった沖縄県全体の4・9%を上回りました。


さらに、同市では観光関連産業や政府事業による投資マネーで活況となっています。一方で、好調な経済を支える労働者の賃貸アパートの家賃は、東京並みに高いそうです。


賃貸市場の現状は、駐車場、家具・家電付きのワンルームや1LDKは法人の需要が高く、2LDK、3LDKの世帯用は稼働率が100%に近く、退去後の募集時には家賃を上げているそうです。その中で最大の悩みの種は内装事業者や清掃事業者の人手不足から、空室が続いてしまうと聞きました。


活況を呈する同市で中古物件に投資するには、地元ルートを通して仕入れることが重要です。それには同市に足しげく通い、地元不動産事業者とコネクションを築く必要があると思います。

(2024年5月号掲載)

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