<<数字で見る賃貸仲介 第37回>>
法定上限が最多の仲介手数料、若干地域差も
全国賃貸住宅新聞では、全国の賃貸仲介会社を対象に毎年アンケート調査を行い「賃貸仲介件数ランキング」を作成している。今回は、2025年10月から11月にかけて実施したアンケート調査で得られたデータから、仲介手数料について紹介する。
家賃の1カ月分が9割
宅地建物取引業法により請求できる上限が決められている仲介手数料。相場は、その上限である家賃の1カ月分とされている。こうしたことから、全国の仲介会社に25年(24年10月1日〜25年9月30日)の仲介手数料について尋ねたところ、「家賃の1カ月分」が92・3%で最多となった。「家賃の0・5カ月分」は4・8%、「その他」は2・9%と1割に届かなかった。(グラフ1)

仲介件数の規模別でも同様の状況に変わりはないが、1万件以上と200件以上400件未満では「家賃の0・5カ月分」が1割を超えた。(グラフ2)
なお「その他」には、仲介する物件ごとに異なる手数料を設定しているケースや手数料なしが含まれている。

関西では0・5カ月分が2割
仲介手数料の金額について仲介会社の本社所在地別に見たのがグラフ3。こちらも全エリアで「家賃の1カ月分」が最多だった。特に甲信越・北陸と中国・四国は100%を占めた。
一方、関西では「家賃の1カ月分」が7割にとどまり、「家賃の0・5カ月分」が21・9%と全国で最も多かった。エリアごとに独自の商習慣があり、若干の差が生まれているようだ。

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(2026年8月号掲載)






