20代の住まいへの意識調査 「将来的には持ち家派」が多数

賃貸経営統計データ#調査

 税理士や弁護士ほか、すべての士業がグループ会社に在籍する、ベンチャーサポート不動産(東京都中央区)は、「20代の住まいへの意識調査」を行った。調査期間は2023年9月6~8日。調査対象は、既婚者504人、未婚者508人の計1012人の20代男女。回答者の住居形態の割合は、賃貸が58・3%、持ち家が21・7%、実家が20%。現在の住まいへの満足度は全体的に高く、満足していると答えた人は婚姻状況・住居形態のどの区分でも6割以上で、特に既婚で持ち家の人の満足度は93・7%に上った。

 また、将来のライフスタイルや経済状況を考えたときに、最終的な住居形態は持ち家と賃貸どちらになると思うか、という問いには、全体的には持ち家を選ぶ人が多い傾向が見られた。しかしながら、未婚かつ現在賃貸に住む人は、賃貸という回答のほうが多い結果となっている。

 将来も賃貸に住み続ける理由としては、収入や住宅ローンへの不安、転勤などを挙げる声があった。

(2024年2月号掲載)

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