<<数字で見る賃貸仲介>>
ランキング上位の顔触れに大きな変化なし
全国賃貸住宅新聞が毎年発表している「入居者に人気の設備ランキング」。2025年8月から9月にかけて全国の不動産会社を対象にアンケート調査を行い、486社から回答を得た。今回は、その中から単身者向け物件の必須設備について見てみる。
エアコンが3年連続1位
この設備がなければ入居が決まらない「必須設備」ランキングで、2025年に単身者向けで1位となった「エアコン」だが、23年に集計を開始して以降、3年間1位をキープしている。
2位から6位までは24年と同じ顔触れだったが、初登場で9位にランクインしたのが「シングルレバー水栓」だ。「一般家庭での普及が進んだことで、慣れていて使いやすいと感じるのではないか」という仲介会社からの声があった。

2位維持の室内洗濯機置き場
24年、25年と2年連続で2位の「室内洗濯機置き場」だが、22年以前には1位が続いており、以前からニーズが高い設備の1つだ。近年、防犯や洗濯機の劣化防止、騒音トラブル防止の観点から洗濯機置き場は室内にあることが主流となってきている。特に20~30代の若い世代は洗濯機が外に置いてある生活スタイルを知る人が少ないため、室内にないと驚かれてしまうようだ。

女性には必須の独立洗面台
23年以降は「温水洗浄機能付き便座」に抜かれた「独立洗面台」だが、25年も6位となるなど根強い人気がうかがえる。特に女性からのニーズは高く、「浴室内に洗面台があるタイプの部屋は部屋探しの際に候補から外されてしまうことがある」と話す仲介会社の担当者もいる。
このほか「賃貸仲介・入居者動向データブック2026」では、ファミリー向け物件の人気設備ランキングや「付加価値アップ設備」ランキング、地域別のランキングなども掲載。さらに「賃貸仲介件数ランキング」とそれに付随するアンケート調査の結果、「繁忙期速報アンケート」といった、賃貸仲介の現場に即したオリジナルデータを紹介している。
全国賃貸住宅新聞社の調査による「賃貸仲介件数ランキング」「入居者に人気の設備ランキング」を掲載。仲介事業と入居者の動向に関するデータを幅広く収集・収録しました。購入は全国賃貸住宅新聞社のウェブページからお申し込みください。

定価:1万5000円(税込み)
発行:全国賃貸住宅新聞社
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(2026年9月号掲載)






