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- 集客や管理に「花」を活用、入居者との縁もつなぐ
※この記事は地主と家主(旧家主と地主)2023年11月号から抜粋した記事で、内容は取材時の情報です。
<<家主のアナザーストーリー>>
縁つなぐフラワーアレンジメント
ホームステージングにも活用
フラワーデザイナー資格検定1級と、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(以下、NFD:東京都港区)の講師資格を1995年に取得した佐藤洋子オーナー(千葉県船橋市)。生花店内でフラワーアレンジメント教室を開催するほか、ウエディングブーケやモデルハウス内のフラワーアレンジなどを手がけている。長年に及ぶ多彩な活動について話を聞いた。
佐藤洋子オーナー
[プロフィール]さとう・ようこ
1959年大阪府生まれ、千葉県在住。フラワーアレンジメント教室を運営する傍ら、母が所有する物件の管理を行う。会社名義でアパート4棟、個人でアパート1棟と区分マンション1戸を所有。
子育て後に講師の資格取得 30年近く生花店で教室開催
子育てが一段落した36歳のとき、NFDで講師の資格を取得した佐藤洋子オーナー。その後、地元の生花店の一角で、フラワーアレンジメントを教え始めた。
「練習のための花材を花屋に配達してもらっていたのですが、資格を取ったと言ったら、その花屋がうちの店で教室をやりませんかと声をかけてくれたんです。30年近く前のことです」と話す佐藤オーナー。
教室は月2回開催。生徒にはその日の気分で好きな花を選んでもらい、花代とは別に1500円を授業料としている。花材がおのおの違うので、生徒の人数分だけアレンジが学べると好評だ。そこから縁がつながり、生徒の息子の結婚式のブーケを頼まれたり、PTAの母親向けの講座をしてほしいと依頼されたりと、活動が広がっていった。
「PTAの講座の参加者の中に積水ハウス勤務の人がいて、その縁で、モデルハウス用の花や、モデルルーム・販売センターの受付の花を依頼されたこともありました。40代前半の頃は、口コミで評判が広がり、幅広く活動していましたね」(佐藤オーナー)
所有物件を華やかに 集客や管理にも花を活用
数年後、企業に正社員として就職。しかし賃貸不動産を所有していた父親が亡くなり、相続した母親からその管理を委任されるなど多忙となった。その結果、フラワーアレンジメントの活動は一時期よりは制限している。
一方、佐藤オーナーが設立した会社でアパートを購入したこともあり、今は集客力を高めるホームステージングに、フラワーアレンジメントのスキルを役立てている。
具体的には「ウエルカム」「ようこそ〇〇ハイツへ」といったカードを添えたフラワーアレンジメントや、花をあしらった額縁に入れた「あなたの新生活が幸多からんことを」というメッセージを、内覧時に居室の玄関や洗面所に飾るなどしている。管理を人任せにしていた頃に比べ、空室が埋まるのが早くなったという。
フラワーアレンジメントが、入居者にとっての心地よい空間づくりや管理する物件の客付けにも生かされている。

▲フラワーアレンジメント教室では、クリスマスシーズンになるとリース作りも行っている
(2026年11月公開)

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