仙台|利府町、新規3地区を市街化区域へ編入
塩澤俊哉オーナー

不動産情報サイト「SUUMO(スーモ)」が発表する、宮城県の「愛される街ランキング」の22年の調査の中で「今後発展しそうな街」「街並みが整然としている街」という2部門で1位を獲得したのが、利府町でした。「子育て環境が充実している街」という部門もあり、こちらでも2位という好位置につけていました。
21年3月に東北最大級の「イオンモール新利府」が、24年に「ツルハドラッグ」「デイリーポート新鮮館」「スーパーセンタートライアル」などの店舗が同町にオープンしています。そして、26年には新たに3地区の市街化区域編入を目指しています。
一つ目は、県道8号仙台松島線(通称利府街道)の南側にある地区で住宅、工業、物流において土地利用を予定。多くの企業が進出に興味を示しているようです。
二つ目は同町西部、利府街道の北側です。住宅、商業・業務、工業の利用を予定しています。
最後に、仙台北部道路の利府しらかし台インターチェンジを取り囲む地区。工業系と商業・流通の土地利用を見込んでいます。
今後も魅力のある街づくりが進められるようですので、人口増加による賃貸住宅市場の発展に注目していきたいと思います。
(2025年1月号掲載)