【特集】非住宅ではじめる 遊休地活用ビジネス第二弾④パーキング

土地活用その他建物

パーキング タイムズパーキング・KIPTO

地域密着の駐車場運営 不動産に関する総合的なサポートにも対応

パートナーズ(東京都品川区)
高島 淳氏(44)

不動産事業で他社と差別化

▲小規模や変形地の駐車場運営も可能

 パートナーズは「タイムズパーキング」に加盟するフランチャイジーだ。1981年に設立。当時は内装工事の施工をメイン事業としていた。同社は、「タイムズパーキング」を運営しているタイムズ24(当時:ニシカワ商会)の駐車場工事全般を請け負っていたことを機に、同ブランドにFC加盟することに決めた。現在、同社が管理している、東京都内、横浜、川崎エリアの駐車場、60カ所のうち30カ所が「タイムズパーキング」名義だ。

 しかし、タイムズパーキングの導入には車路や車室幅など一定の制限がある。そこで、同社は駐車場事業のノウハウを生かし同ブランドの規格に合わない場所でも駐車場を展開できるよう、自社ブランド「KIPTO」を立ち上げた。どちらのブランドも、駐車場工事から管理・運営まで同社とグループ会社が手掛けている。

 同社は、オーナーの所有する土地の特性を判断し、収益が見込めるところであれば、積極的にタイムズパーキングを提案する。また、オーナーからカーシェアスポットの希望があれば、タイムズ24のカーシェアサービスの導入をサポート。駐車場の故障やトラブルは、タイムズ24のグループであるタイムズサービスのスタッフが1次窓口から現場確認まで1~2時間でスピード対応する。

 また、地域密着で運営している中で、土地オーナーから土地の売却や建設、相続に関するさまざまな相談を受けるようになり、2016年から本格的に不動産事業を開始した。社員全員が宅建士の資格を持ち、不動産鑑定士や建築士、弁護士と協業するチームを作り、土地オーナーの資産の有効活用について総合的な提案やアドバイスを行っている。

 駐車場運営プランは3種類だ。毎月一定の賃料を支払う定額賃料プラン、売上に応じて分配金を支払う収益配分プラン、そして委託料を貰い、駐車場の管理代行を行う管理受託プランとなる。

 今後は、市場の動向を観察し、駐車場事業と不動産事業でバランスを取りながら適切に人材を配置する方針だ。社名の通り、オーナーの良きパートナーとしてサポートできるような存在を目指していく。

(2024年6月度掲載)

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