新潟|醸造文化を生かし空き家を店舗に再生
遠藤健オーナー

歴史的建造物が集まる長岡市の摂田屋・宮内地区で、空き家を改装した新規出店が増えています。両地区で江戸時代から発達した発酵・醸造の歴史を生かしていることが出店の特徴として挙げられるでしょう。
例えばベーカリーレストラン「WILLOW HOUSE(ウィロウハウス)」が24年12月に開店。築150年以上の住宅を改装し、パンやパンに合う料理を提供しています。JR上越線宮内駅前には昭和レトロな雰囲気の焼き芋専門店「いも奉行」がオープンしました。サツマイモは魚沼市や長岡市など県内の農家からの仕入れです。いずれの店も摂田屋地区で造られる調味料を料理に取り入れ、醸造・発酵の文化をアピールしています。
同市は摂田屋・宮内地区においてにぎわい創出を強化しており、24年10月から両地区の空き家や空き地への新規出店に対し、補助を始めました。同年3月31日までの出店者が対象で、上限は50万円です。
補助金を活用し空き家を店舗に変え、地域活性化や空き家減少に貢献していきたいです。居住用以外での賃貸となれば浴室のリフォームも不要なので、自分が所有している貸家が空室になった際には貸店舗を選択肢の一つとして考え、活気あふれる地域づくりの一助になればと思っています。
(2025年 4月号掲載)
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