賃貸オーナー向け月刊情報誌

「大家の会」の見分け方

大家さんになりたい!その準備には大家の会がおすすめです。大家の会に入ると多くの家主さんや、関係会社の方と知り合うことができます。

「大家の会はだれが主催しているの?」

「大家の会で学べることとは?」

「大家の会では具体的にどのような活動が行われてるの?」

「詐欺の危険性はない? 自分に合う大家の会はどう探せばよい?」

これから大家の会に入ってみたい方向けに、活動内容や得られることをお伝えします。全国で古株の人気の大家の会もご紹介します。

大家の会とは

大家の会は家主さんの集まりです。

大家の会の主催者は以下の3つです。

  • 大家さん主催
  • 仲介会社・管理会社・空き室対策コンサルティング会社が主催
  • 不動産投資専門会社が主催

大家さん主催の家主の会では、家主としてある程度の実績がある人が家主の会の発起人になります。自分が賃貸経営をしていてよかった、これを誰かに共有したい!そんな思いで発足したんだという発起人の話も良く聞きます。

大家になりたての方は既にある家主の会に入り知識や情報を収集するのがおすすめです。

そのほか、仲介会社・管理会社・空室対策コンサルティング会社、不動産投資専門会社が主催する家主の会もあります。

公的な団体ではありませんので、ルールもやり方もそれぞれ。自分に合う大家を見つけることで、情報や仲間が一気に増えます。

大家の会で学べる3つのこと

大家の会では以下3つについて学ぶことができます。

  • 勉強会で知識が得られる
  • 地域密着情報が得られる
  • 仲間ができる

1.勉強会で知識が得られる

勉強熱心な大家の会では、定期的に、不動産コンサルタントや、有名サイトの代表者、業界の有名人などの講師を呼んで勉強会が開催されます。

また実際に経営に成功している大家さんの話を聞くこともできます。入居者を増やすには空室対策が大切です。

効率的に内見者を入居に結びつける事例を知ることができたり、住人とのコミュニケーションのやり方やアイデアを得ることができたり、時には社会貢献の活動に繋がることもあります。

2.地域密着情報が得られる

大家になると、賃貸管理のためにさまざまな関連業者を選ぶ必要があります。関連業者は地域別で異なりますし、ネットで調べても情報や口コミが出てこない優良業者も多いです。

そこで大家の会で、同業者と知り合うことで、家主が実際に使った以下のような業者を口コミで紹介してもらうこともできます。

  • 電気工事屋:屋内外の電気設備(電気配線、配電盤、各種電気設備、エアコン)の設計や施工など
  • 内装屋:床や壁のクロスの張替えなど
  • 特殊清掃:入居者の入れ替え時の清掃
  • 保険屋:火災保険
  • 仲介会社:入居者を募集する不動産屋のこと
  • 管理会社:大家から物件管理の委託を受けて
  • 地元大工:建物や設備の修理など
  • インターネット業者:プロバイダと契約しネット無料物件にする
  • 各種設備の販売業者:宅配ボックスやキッチン設備、照明など

 

大家が使う業者は、管理会社に全部おまかせで一括で契約する場合と個別で契約する場合があります。

個別で契約する方が安いですが、管理会社で一括した方が高い分後々まで面倒を見てくれます。管理会社と個別契約を両方で契約する大家もいます。

家主同士の情報交換も盛んで以下のような知識を得ることができます。

  • 他の家主がどのような経営状態なのか?
  • 税金をどのくらい取られるのか?
  • 肌感覚による長期修繕の見込み
  • 原状回復における節約方法
  • 有利な融資の引き方をシュミレーション
  • 今後の経済予測
  • 満室にするためのノウハウ
  • 管理会社のもてなし方
  • ステージングのやり方
  • 地域の有力な仲介会社
  • 保険の知識

顧客獲得のために仲介・管理会社や不動産投資専門会社が主催している家主の会では、その限りではありません。

3.仲間ができる

大家業は在宅で一人で働くことができます。そのため会社員時代のように社内や取引先などのさまざまな人と出会う機会がグッと減ります。

大家業では、入居者のトラブル対応(給湯器が壊れた、ゴミ捨て場が守られていないなど)、共有部分のメンテナンス対応など以外は、仕事のやり取りがあまりなく人づきあいが減ってしまうという悩みもあります。

また大家業をやっている人は少数なため周りに同業者がほとんどいません。そのため身近や同世代で大家業をやっている人に偶然出会うということはまずありません。

そのため大家の会に入れば、横つながりが増え同業者や関連業者の人に相談することもできます。また同業者と親しくなればお互いに友情をはぐくみ、お互いの物件を見学したり、DIYをお手伝いし合ったりして楽しそうです。

不動産には正解がないので、自分なりに勉強したとしても自分のやり方でいいのか不安が付きまといます。

大家の会の探し方

探し方

大家の会は地域別で検索しましょう。

オフラインで実際に対面して行われるイベントが多いですが、近年は、ネットで「女性」「若手」などの地域とは別の属性で区切られた日本全国の大家さんをターゲットとしたオンラインサロンやSNSも増えてきているようです。また地域別の会であってもZoomで参加できる形式も増えています。

オンラインでの参加もいいですが、特に専業の大家さんはフリーランスのため、割と昼間の時間が取れることが多いものです。是非物件のある地域名で大家の会を探してみてください。

  • 大家の会の主催者が実際の賃貸経営を行っているかどうか?
  • 賃貸経営を好きかどうか?

などをネットで事前に検索したり実際に聞いてみると質の良い大家の会を探すことができます。

大家の会は基本誰でもウェルカムな会が多いようですが、家主限定の会や、経営に対する姿勢を見られるケースもあるようです。

大家の会を探す際注意すること

大家の会には、残念ながら詐欺まがいのことをするようなものも存在しています。

まずは勉強と思い参加したら物件を紹介されて、市場価格より高く買わされそうになる、しつこくすすめられ続けるのが典型例です。講習料として多額のお金をむしり取られたというケースもあります。

投資目的で不動産投資を始めようと考えている知識や経験が全くない初心者は、詐欺のターゲットになりやすいもの。そのため不動産投資初心者大家の会を探すときは以下の2つに注意しましょう。

  • 大家業の知識を身に着ける:
    初心者が騙されやすいのは、大家業に対して知識がないことが原因です。詐欺師から紹介される物件
    、講習料の内容や金額が、相場と比較して高いのか低いのか内容が良いのか悪いのか?分からないことが挙げられます。そこで不動産投資について最低限の知識を身に着けることで、アッこの人のいうこと怪しいなということに気が付くことができます。まずは不動産投資の基本の知識を本などで読んでみることをおすすめします。
  • 大家の会の活動状況や口コミを調べる:
    参加したい大家の会の活動状況や口コミをネットで調べましょう。どのくらい長くやっているのか、今までどのような活動を行ってきたのか、どのような人が在籍しているのか。全うに運営されている
    会であれば怪しい業者が入ってきても参加を拒否したりしていますので安心して付き合うことができます。

まとめ

  1. 大家の会はだれが主催しているの?
  2. 大家の会で学べることとは?
  3. 大家の会では具体的にどのような活動が行われてるの?
  4. 詐欺の危険性はない? 自分に合う大家の会はどう探せばよい?

などをご紹介しました。初めて大家の会に参加するには、詐欺だったらどうしよう?どんなことを学べるのか?どんな人達がいるのか不安に思うこともあるかもしれませんね。

大家の会の活動内容についてもっと詳しく知りたい方は「家主と地主」をおすすめします。まずは「家主と地主」の家主の会の近況レポートを読んでみてください!

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