セミナー「DX大家の会が新春特別セミナーを開催 約70人もの家主が大阪に集まる」
1月20日、古田佳奈美オーナー(神戸市)が代表を務める「DX(デラックス)大家の会」は、「新年会特別企画セミナーin大阪『どうなる!? 2024年の賃貸市場』」を大阪市内で開催した。約70人が参加した。
前半は、本誌の永井ゆかり編集長と沢孝史オーナー(静岡市)が登壇。永井編集長は、大工の高齢化や今後の賃貸経営に関わる費用が上がること、25年から始まる省エネルギー基準適合の義務化について説明。建築費の増加は避けて通れないと今後の見通しを話した。
沢オーナーは、取り組んできたランドセット投資を語った。家賃収入だけで成功できる不動産投資は、新型コロナウイルスの感染拡大以降減ってきていると指摘。売却による売買差益も考慮に入れているとし、物件の取得にあたっては資産価値を重視するという考えを語った。
後半は、24年の不動産の動向についてディスカッションした。古田オーナーが司会を担当し、登壇者2人に松田ひであきオーナー(大阪市)を加えた3人のメンバーで行った。
事前に寄せられた質問に回答する形で進行。今後推計されている人口減少への対処や、世相を反映した賃貸経営の基準、賃貸経営で生き残るための戦略、さらには建設会社の倒産リスクなどについて話し合った。
(2024年4月号掲載)
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