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大阪|JR大阪駅周辺の再開発が呼ぶ活況

加藤 薫オーナー

 次々とオープンする新しい施設で話題が尽きないJR大阪駅周辺。駅北側では「GRAND GREEN OSAKA(グラングリーンオオサカ)」内のうめきた公園の一部が開業。ホテルや商業施設もオープンし、新たなキタエリアのランドマークとしてその存在感を際立たせています。

 さらに西側では、駅直結の複合施設「KITTE(キッテ)大阪」と「イノゲート大阪」が同時にオープンし、物販やサービスなど114店舗が出店。多様な飲食店がそろっている飲食ゾーンもあります。

 一方、駅南側では、長きにわたって大阪キタの顔だった「大阪マルビル」が解体され、更地となりました。この跡地は、「2025年大阪・関西万博(以下、万博)」期間中のバスターミナルとして一時的に利用される予定ですが、その後は新たな高層ビルへと生まれ変わる計画が進んでいます。最近行われた都市計画審議会では、大規模な開発計画が承認され、30年の完成を目指しています。

 東側でも「阪急百貨店」や「阪神百貨店」がリニューアルされ、大阪梅田を中心とした開発が検討されています。
今後、万博や統合型リゾート(IR)などを通じて、大阪が国際都市へと変化していくことに期待したいです。

(2025年1月号掲載)

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