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賃貸経営トレンド

新潟|長岡駅周辺への宿泊施設の進出が増加

遠藤 健オーナー

 

 JR信越本線長岡駅周辺で宿泊施設への新たな投資が進んでいます。同駅から徒歩1分の場所にある「ホテルニューグリーンプラザ」は、隣接地を取得して増改築。その向かい側に東横イン(東京都大田区)がビジネスホテルの新築を計画しています。どちらのホテルも26年の完成を予定し、観光客やビジネス客らの受け入れ拡大、さらに長岡市中心部の魅力向上が期待されています。

 新潟県のほぼ中心に位置する同市の周辺市町村を含めた商圏人口は、65万人と見込まれています。本社を置いている企業や工業団地が多数あり、出張者が宿泊することも多い地域です。また観光資源も豊富で、来訪者数が多い「長岡まつり」で行われる花火大会「長岡花火」があります。
新型コロナウイルス下での行動規制が緩和され、ビジネス客やイベント時の観光客の需要が回復してきたことが、ホテル進出の理由だと考えられます。

 花火大会の開催前後にはホテルが足りず、宿泊難民が毎年多数発生している状況です。私も長岡駅周辺に所有する賃貸物件が数カ所ありますが、賃貸以外に民泊も視野に入れたいと思っています。そして今後は長岡花火での宿泊難民解消に貢献できるよう努めたいです。
(2025年 3月号掲載)

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