大家さんになるには? 知っておきたい知識と勉強方法

初めて大家さんになるにはどうすればいいのか?周りにやっている人がいなかったり初めての場合は不安や緊張があることと思います。

「大家さんになるために必要な知識とは?」

「どんな本や情報で学べばいい?」

「不動産を購入して大家さんになるまではどのような流れ?」

「大家さんになったときの仕事内容は?」

そんな初めて大家さんになる方向けに必要な知識や勉強方法、不動産を購入して大家さんになるまでの流れや仕事内容についてお伝えします。

大家さんとは

大家さんとは、アパートやマンションなどの賃家の持ち主である家主のことを指します。

現在、節税対策や、年金問題、家が空いてるから、兼業投資家に憧れて大家さんになる人が増えています。

皆さんも大家さんに憧れてこちらの記事にいらしていると思います。不動産を購入すると、大きな金額になりますし、保証がも必要になります。

本当に利益が出るの?出るとしてもどのくらい?何を勉強したらいい?

そんな不安いっぱいのこれから大家さんになりたい方向けに大家さんになる方法についてご説明します。

大家さんになるには?必要な知識と勉強方法

基本的には大家さんになるには、知識や経験がなくっても不動産を即大家です!しかしそれだけではホント大家さんになっただけです。

大家業で成功するには、それなりの知識や経験が必要になります。事前に知識を学んでおくことで遠回りや危険を避けることができます。

不動産の相場を知っておく

大家さんになるには、まずは不動産の相場を知っておきましょう。

不動産投資関連サイトで、アパート、マンション、区分マンションの平均価格の大局観を四半期レポートなどで調べます。

物価の高低も考慮に入れて今が高いのか低いのかチェックしましょう。最終的に売却が前提の場合は売却価格も調べておきます。売却額は四半期レポートの相場を参考にします。

買った後に掛かるお金を知っておく 

大家さんになり、不動産を買った後に掛かるお金は以下の通りです。

  • 不動産仲介手数料
  • 登録免許税
  • 印紙税
  • 不動産取得税
  • 司法書士報酬
  • 売り主からの清算金
  • ローン事務手数料
  • ローン保証料
  • 団体信用生命保険料
  • 火災・地震のための損害保険料
  • 税金
  • 修繕の積み立て 

修繕は費用の中でも最も掛かる部分です。賃貸の場合、敷金を1か月分支払ってもらっていますが、これはあくまで、入居者の故意によるものになります。そのため経年に関する設備の交換やリフォーム代は、家主持ちになります。リフォーム代は部屋の大きさによりますが1部屋50万~300万程度かかります。

周辺地域の人口推移予測を知っておく

不動産は1回買ったら長い付き合いになります。買ったはいいが、空き室になってはローンが払えないので、人が住み続ける地域かどうかは知っておきたいです。

人が住み続ける地域か見極める方法は以下のようなデータを参考にします。

  • 各種公的データ:例)総務省 住民基本台帳等
  • 不動産サイトなど 今後単身が増えそうか、ファミリーがよさそうかなどしっかり自分で予測して、立地や間取りを選ぶと良いです。

また公式データや不動産サイトでの情報は市町村単位のため、その市町村内の細かい地域のデータまでは分かりません。そのため自分が住んでいる地域や、住んでいあ事がある地域、通勤の沿線など、公開情報やネットには載っていない実際の情報に対して優位性がある場合ははおすすめです。

建物そのものの知識 

一般的な賃貸住宅の建物の構造は以下3種類あります。

  • 木造(W造)
  • 鉄骨造(S造) :鋼材の厚みが6mm未満で軽量鉄骨 6mm以上で重量鉄骨になる
  • 鉄筋コンクリート造(RC造) 

トラブルにどう対応すればいいかの情報 

大家さんになるには、入居者が入ると入居者から苦情に対応する必要があります。管理を不動産屋に委託している場合は、トラブル対応も不動産屋がやってくれますが自主管理であれば当然大家さんがトラブルに対応する必要があります。

トラブル対応は精神的にストレスが掛かるもの。トラブル内容には以下のようなものがあります。

  • トイレの排水に異物が詰まり下の階まで水浸しになった
  • 部屋に友人が集まり大騒ぎでうるさい
  • ユーチューブ配信がうるさい!
  • 毎晩下手な楽器の演奏をするな!!
  • 戸の開け閉めがうるさくて心病みそう・・・
  • 近所にホームレスが住み着いて迷惑しています、などなど。

貸し方や管理方法の知識 

不動産は管理方法には、自主管理と管理委託に分かれます。それ以外にも物件自体を不動産管理会社に全て借りてもらって決まった額を家主に払うように契約を結ぶサブリースというやり方もあります。サブリースの家賃収入は80~90%程度になります。

不動産投資の一番のリスクは空き室が出て家賃収入がその分減ってしまうこと。サブリースは家賃収入が減りますが空き室のリスクを減らすことができます。

しかし低額払いの額を急に減らされたり、サブリースそのものを辞められなかったりなどのトラブルも多いようです。

会計の知識 

 収支報告書や空室率の推移など。物件の収支をしっかりまとめることで、財務的な危険を察知することができます。次の物件の融資を引くときにも現在の経営状況が評価される事が多いので、まとめられるようにしておきたいいところです。

融資の知識

不動産を購入するのに頭金は2~3割必要です。融資を受ける基準は銀行ごとに異なっています。借りる人などの世帯年収や金融資産、借り入れ状況です。

どこの銀行でどんな条件で融資が可能かはネットの口コミや大家の会などで成功している先輩大家さんに助言をもらうこともできます。また不動産業者も融資の知識を持っています。

実際に銀行に自分で案件を持ち込んで知るしかありません。銀行は不動産の担保評価を算出以下の方法を用います。

  • 積算評価法:土地評価(路面価×土地㎡数)+建物評価
  • 収益還元評価:不動産物件の生み出す収益性から

勉強方法

本や雑誌で学ぶ

まずはどんな分野でも本で基礎を学ぶのがオススメ。例えば不動産投資の詐欺に合ったらどうしようという不安がある方も多いはず。

でも大半の場合は本に書いてある程度の基礎知識があれば撃退できることが多いのです。そこでまずは本や雑誌で超基礎や概要を学びましょう。

サラリーマン家主入門

「家主と地主」編集長の永井ゆかりが著者でもある「サラリーマン家主入門」。

今後はサラリーマンが資産運用として大家業を始めるケースが増えてくると予想できます。サラリーマンが大家業を始めるのに知っときたい情報をまとめました。

大家業ってどうやって始めればいいのか?という初心者に向けた1冊です。

金持ち父さん貧乏父さん 

ロバートキヨサキ 20年以上前に出版されたベストセラー作品。改訂版が何冊も出版されています。従業員としてではなく稼ぐ仕組みを作ることを勧める本。本の中では不動産投資をして稼ぐ方法について触れられています。

ただ不動産投資の詳しいやり方については書かれてはいないので、稼ぐ仕組みを作るという視点で読むとかなり刺激的な本です。

まずはアパート一棟、買いなさい!資金300万から家賃年収1000万円を生み出す極意

初めての大家業。まずは小さく始めてみませんか? 自己資金300万円で、都内の築古・地方の一棟アパートを購入し家賃を生み出す方法をご紹介します。


セミナーで学ぶ

セミナーに出てみるのもお勧めです。セミナーには主催者により以下の違いがあります。

  • 設備やさん系の主催
  • 大家さん系の主催
  • 不動産屋さん系の主催

また、一か所に集まって今まで通り通常行われるセミナーとオンラインセミナーも盛ん。オンラインであれば外出せずに気軽に参加できるし複数参加できるのがおすすめで

しつこい業者などに会うのが怖い方は、大家系がおすすめです。特に20年の家主と地主の雑誌では安心できる安心大家の会をご紹介しているので安心ですね。

資格を取得する

大家さんになるためには法的に必要な資格はありません。所有の不動産がありそれを貸し出せばよいからです。仮に自主管理を行うとしても貸すだけなので資格は必要ありません。

しかし大家業をやっていくのに学んでおくといい分野や資格は、宅建業法、借地借家法、FP不動産項目、税金活用などの知識が必要になります。

大家実践編

大家さんになるにあたり、本を読んだりセミナーに参加してある程度知識が超基本について理解出来たら早速不動産物件を購入してみましょう。さあ!実践編です。

自己資金

不動産の金額は数百万~億単位まであります。自身のそれぞれの予算で不動産価格を決めましょう。しかしやはり大家さんになる初めての方は失敗をして大きく損をしないために小さくはじめてみましょう。

大家募集の物件を探す

大家募集の物件を探してみましょう。ネットの楽待などで金額や、場所で検索してみれば、どのような物件が売り出されれているのか分かります。

物件には3種類あり、新築、中古、一棟投資、マンションなどの区分投資などです。

試しに自分が住んでいる地域の土地勘のある場所で検索してみましょう。

売買契約を結ぶ

物件が決まったら売買契約を結びます。不動産売買契約の流れは下記の通りです。

  • 重要事項説明書
  • 不動産売買契約書
  • 手付金
  • ローン締結

大家さんの仕事内容と収入

仕事内容

大家さんが不動産を賃貸するさいに必要となる仕事は以下の通りです。

  • 入居者管理(募集、内見者案内、審査、契約手続き、騒音などのクレーム対応、退去)
  • 管理(共用部や外回りの掃除やメンテナンス、空室対策、リフォーム)
  • 資金管理(家賃徴収、滞納催促、管理費支払い、原状回復支払い)

実際には、大家さんがこれらの仕事を自分で行うわけではなく、多くの場合不動産会社に家賃の5%程度を支払い委託しています。大体2割が自主管理、約8割が不動産会社に委託しています。

委託する場合は、良い不動産管理会社を探すことが大家さんの仕事になります。

収入

不動産所得を得ている人はどのくらいの収入を得ているのか気になるところ。大家さんの収入は平均では521万円です。でも結局収入はどれくらい頭金がありどのくらいローンが借りられるのか?結果的にどれくらいの不動産を購入するのかに左右されます。

確定申告

確定申告大家さんになれば確定申告を行う必要があります。不動産の費用は、不動産所得に該当し、家賃、地代、更新料などから必要経費を差し引いたものが不動産所得になります。

成功する大家と失敗のリスク

大家さんには成功する大家と失敗する大家さんがいます。やはり大家業について地道に勉強し自分で調べる人、聞いた情報なども自分で再度検証していく人が成功します。

お金があるので不動産を購入すれば将来的にはお金が入ると思いなんとなく購入してしまったり、不動産屋がイイ人だからといった中途半端な意識で購入すると失敗のリスクは高くなります。

まとめ

  1. 大家さんになるために必要な知識
  2. 本や情報で学べばいいか
  3. 不動産を購入して大家さんになるまでの流れ
  4. 大家さんになったときの仕事内容

について説明しました。

初めて大家さんになるにいは不安が一杯かと思います。まずは不動産関連の本や雑誌を読んでみる事をおすすめします。

その後大家の会などのセミナーに是非参加してみましょう。今はオンラインセミナーも盛んです。大家業がグッと身近になるはずです。

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