ジモティー活用し、満室経営中 事前聞き取りを重視し、トラブル回避

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丹治眞人オーナー(60)(千葉県習志野市)

千葉県と茨城県に7棟33戸を所有する丹治眞人オーナー(千葉県習志野市)。不動産会社に長く勤め、会社員時代に宅地建物取引士の資格を取得。その中で、2011年に父親から3棟のアパートを引き継ぎ、賃貸経営を始めた。15年からは専業家主となり、法人化の手続きも済ませ、23年までに3棟の中古アパート、1棟の中古戸建てを購入している。

 所有物件はほぼ満室で、入居者募集のツールとして活用しているのが地元の掲示板「ジモティー」だ。ジモティーは中古品の譲渡などができるポータルサイトで、賃貸物件情報の掲載も無料で行うことができる。

ジモティーを活用して入居付けしている習志野市内にあるアパート2棟 


「19年からジモティーで掲載を始めて、これまで10人の入居者を獲得しました。退去後に1週間で次の入居者が決まったときもあります。ジモティーは掲載料が無料ですし、空室対策に欠かせません」(丹治オーナー)

 ジモティー経由の入居者は、内見の無断キャンセルや入居後のトラブルにつながるケースもあるが、丹治オーナーは、そうしたトラブルに発展したことはないという。

「ポイントは、内見日までに電話連絡をすることです。過去に内見の約束をしたものの、当日に連絡が途絶えたことが3回ありました。それからは内見日前に電話をするようにしたところ、無断キャンセルはなくなりました」(丹治オーナー)

 

週1回の見回りで入居者と近い関係に

 ジモティーを活用する際のもう一つのポイントとして、内見時の入居希望者への聞き取りがある。特に転居理由は大事だという。転居理由を答えようとしない人は、前の部屋を家賃滞納で強制退去させられている可能性が考えられるからだ。

 最近は、ジモティーを活用する仲介会社も現れて、競争が激しいという。そうした中で丹治オーナーは、掲載タイトルを工夫し、オプション機能を使うことで反響を得やすくしている。

「仲介手数料や敷金、礼金を無料にしているので、掲載タイトルに『無料』というワードを入れて、物件情報の一覧ページでユーザーの興味を引くようにしています。そして、金曜日もしくは土曜日に『リフレッシュ機能』という有料のオプションを使います。一覧ページの上部に物件情報が表示される機能で、週末に部屋探しをするユーザーが多いため、効果的です」(丹治オーナー)

 さらに丹治オーナーは、週1回は所有物件の清掃や見回りを行う。入居者ともあいさつを交わし、近況を聞くようにしている。そうしたコミュニケーションの積み重ねにより、所有物件の駐輪場に違法駐輪があったときには、入居者から丹治オーナーに連絡が入り、すぐに対応することができた。エアコンなど付帯設備が故障して交換する際も、スムーズなやりとりにつながっているという。

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