ダイトク/4G回線活用した防犯カメラ
専用アプリで即時確認
防犯カメラの開発・販売を行うダイトク(埼玉県川口市)は、4G回線専用の防犯カメラ「ディフェンダーPT4G–301」の一般販売を7月1日に開始した。
Wi–Fi環境にない場所でも通信が可能。スマートフォンの専用アプリを使えば、リアルタイムの映像を確認することができる。動体検知機能で動きを感知するとスマホに通知するとともに、300万画素の高画質で録画する。
防水性能を備えており、屋外への設置も可能。充電式バッテリーを搭載しているため、別売りのソーラーパネルと組み合わせることで電源のない場所での撮影にも対応する。暗所では、赤外線照射によるモノクロ映像と、LEDライト照射によるカラー映像のいずれかで記録する。不審者に対する遠隔からの声かけや警告音の発出も行うことができる。
本体の販売価格は2万1780円、別売りのソーラーパネルは4378円(いずれも税込み)。4G回線による通信サービスは、データ無制限で月額1980円(税込み・為替により変動)から利用できる。
アルファ/単三電池式スマートロック
プッシュプルの扉にも設置可
鍵メーカーのアルファ(神奈川県横浜市)は、8月よりデジタルキー「edロックConnect-1(コネクトワン)」を販売している。
edロックConnect-1は、単3形アルカリ乾電池4本で作動するデジタルキー。解錠方式に暗証番番号やICカード、NTTドコモ(東京都千代田区)が提供する決済サービス「おサイフケータイ」がある。加えて、シールタイプの解錠キー「シールキー」に対応する。入居者の持ち物に貼り付け、同商品にかざすことで解錠することができる。同商品は1日10回使用で約2年間作動する。電池の交換が必要になった際は、タッチパネルとアラーム音で知らせる。
特徴は、取り付けできるドアタイプを拡張した点だ。プッシュプルタイプのドアハンドルにも取り付けることができるようにした。そのほか、鍵の施工に関する特別な技術・資格を持っていないオーナーなどでも取り付けられるよう、配線の引き込みを簡単にした配線ツールを商品に付帯。慣れれば約20分で配線の引き込みが完了する。
同商品はオンラインストアから購入が可能だ。住設機器事業部営業部の原田昌司次長は「28年までにedロックConnect-1を、10万台販売していきたい」と話す。
(2024年11月号掲載)
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