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鞆の浦で新たに宿泊施設活用の動き

 福山市鞆の浦から船で5分に位置する風光明媚な景勝地、仙酔島に星野リゾート(長野県軽井沢町)が進出を計画しています。

 老朽化して21年に閉館し、解体が始まった「国民宿舎仙酔島」の跡地を活用する同市の案件に星野リゾートが応募しているようです。同市はここを中心として「鞆の浦ならではの歴史・自然が体験できる島」をコンセプトに旧国民宿舎、キャンプ場、ビーチの一体的な活用を目指しています。

 この地は中世より瀬戸内の潮待ちの港として多くの船が行き交う、今でいえばターミナル港でした。そして、そこを訪れた朝鮮通信使の一行が日本で一番美しいと評した景色です。また国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された古い町並みも多く残っています。

 ここに船で渡る非日常な高級リゾート施設ができると想像するだけでもわくわくします。今はまだ、長期間の宿泊やインバウンドの集客はできていません。今後、星野リゾートの集客やアクティビティーを手本にし、地元のホテル、民泊も発展しそうです。1年後には尾道方面につながる県道のバイパストンネルも完成し、宿泊客の増加も期待できます。

 福山市のホテル、民泊も星野リゾートというある意味お墨付きを得て、観光地としての全国ブランドに飛躍してほしいものです。

豊田裕之オーナー

(2024年7月号掲載) 

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